:: 温泉旅行と子はる
2014.04.05 (Sat) 23:20

遥「みなと、こっち…(`・ω・)」

湊「はいはい^^」

仲居さん「かわいらしいお子さんですね^^」

湊「え、ええ。親戚の子なんです^^;」

遥「ここ。20ばんは、このへやだ」

仲居さん「はい、そうですね。当たりですよ^^」

遥「ふん……(´ω`)」

湊「威張ってる(笑)」

遥「たたみ……(´・ω・)♪」

湊「あっ、こらこら^^;」

仲居さん「お食事は何時頃に致しましょう?」

湊「そうですね…子供がいるので早いほうが。六時くらいで」

仲居さん「かしこまりました。ごゆっくりとお寛ぎ下さいませ^^」

湊「ありがとうございます」

バタン

遥「ごろごろ〜(´・ω・)♪」

湊「はは、元気だな。電車でずっと寝てたからかな」

遥「みなとと、りょこう……えへ…(/ω\)」

湊「あ、照れてるのか(笑)」

遥「りょこうするの…はじめてだ」

湊「そうなの? 家族旅行も?」

遥「ぅん……(´・ω・`)」

湊「そっか。じゃ、いっぱい楽しもうな^^」

遥「(´ω`)」

湊「とりあえず、温泉入りに行こっか」

遥「おんせん……ふろ?」

湊「そう。地面の下から自然にお湯が湧き出るお風呂だよ」

遥「すごい……(`・ω・)」

湊「ここの温泉は肌がすべすべになるんだって。まぁ、遥はもともとつるつるしてるけどな^^」

遥「すべすべになったら……みなと、もっとなでてくれる…?(´・ω・)」

湊「もー、なんでそうかわいいかな(/ω\)」

遥「(´・ω・)?」

湊「遥のことはいつでもなでなでしたいよ。あっ、温泉行くなら浴衣着ないとな」

遥「ゆかた…?」

がさがさ

湊「これだよ。子供用は…これかな。下着の上に着てな」

遥「ぬぎぬぎ……んしょっ」

湊「子供のは帯じゃなくて甚平みたいに紐で結ぶのか。帯だと動きにくいしな」

きゅっ

湊「はい、できた」

遥「にあう……(´・ω・)?」

湊「かわいいよ^^ さて、俺も着るか」

ぽいっ
くるくる
きゅっ

湊「よし」

遥「Σ!」

湊「ん?」

遥「みなと、にあう……///」

湊「そう? よかった^^」


遥「いつも……より、かっこい……うぅ(/Д\)」

湊「えぇ? 嬉しいなぁ。遥がそんなに褒めてくれるなんて」

遥「お、おんせん…いくぞ……///(ぷいっ)」

湊「はーい^^」

〜〜〜

遥「おんせん(´・ω・)♪」

ちゃぷっ

湊「あったかくて気持ちいいな」

遥「ん」

湊「あ。遥、すべすべになってるよ」

なでなで

遥「みなとも、すべすべ……(´ω`)」

湊「はは、ほんとだ。いいお湯だな」

遥「ん……///」

湊「あれ、顔赤くなってきたけど大丈夫か;」

遥「なんか、ぐらぐら…する…(◎_◎)」

湊「ちょ、湯あたりっ?;」

ざばっ
ふきふき

湊「とりあえずタオル巻いて、扇風機にあてるか;」

遥「うう…」

湊「大丈夫? 気持ち悪くない?」

遥「ん。みず……」

湊「はいはい。ほら飲んで」

遥「んく、んく…」

湊「無理しちゃだめだぞ? うちの風呂とは違うから」

遥「みなとと、おゆ…つかってるの、きもちいから…(´・ω・`)」

湊「う/// ま、まぁそうだけどさ。温泉は明日の朝まで入れるから、ちょっと部屋で休もうか」

遥「ぅん……。…ふぇ」

湊「ん?」

遥「ふぇ……ごめ、ん。おれ、ちょっとしかはいれなくて…(´;ω;`)」

湊「泣かなくていいんだよ。俺もそんなに長湯できるほうじゃないし^^; ご飯食べたらまた来よう? ね?」

遥「ぐす……ぅん(´;ω;`)」

〜〜〜

仲居さん「失礼します。お食事をお持ち致しました」

遥「ごはん(´・ω・)」

湊「楽しみだな。ここは海近いから、遥の好きなお刺身とかあるんじゃないか?」

遥「さしみ…(`・ω・)」

仲居さん「こちらが大人様、こちらがお子様メニューとなっております^^」

湊「そっか、子供は別メニューで頼んだんだっけ」

遥「はんばーぐ! えび! さしみ!(゜゜)」

湊「よかったな、好きなものばっかりで^^ 俺のは……刺身と、胡麻豆腐と天ぷらと…あ、カニっ?」

仲居さん「はい。お子様にはカニグラタンもございます^^」

湊「うわー、生のカニとか何年ぶりかな(笑)」

遥「おれも、かにたべたい…」

湊「うんうん。脚のほう、殻取ってあげるよ」

仲居さん「それでは、ごゆっくりお楽しみ下さいませ^^」

バタン

湊「ご馳走だな」

遥「ん」

湊「頂きま〜す」

遥「ます(`・ω・)」

湊「んまっ。さすがカニだ」

遥「かに!」

湊「はいはい。よいしょ」

パキッ

湊「きれいに取れるかな…よっ」

するっ

湊「おっ、できたできた。あーん」

遥「はむっ。……(゜д゜)」

湊「おいしくてびっくりしたか」

遥「かに、もっと…っ」

湊「わかってるよ、取っとくから。そっちも食べたら?」

遥「さしみ……もぐもぐ…(´ω`)」

湊「ほんとだ、刺身うまいな」

遥「これ、なんのさかな…?」

湊「んー、たぶん鯛」

遥「たい……(OoO;)」

湊「あ、そろそろ肉焼けたかな。胡麻だれって合うよな」

遥「はんばーぐも、ぐらたんも、うまい……(´ω`)」

湊「うん、何食べてもおいしいな」

遥「…りょこうって……たのしいな(´・ω・)」

湊「よかった。遥が楽しいって思ってくれたら俺も嬉しいよ」

遥「みなと……」

湊「露天風呂付きとか、あんまり高いとこは無理だけどさ。こういうとこでいいなら、また来ような^^」

遥「えへ……(´ω`)」

湊「ほら、今のうちにいっぱいカニ食べとこう。めったに食べられないからな」

遥「かに…(´・ω・)♪」


***
続くよ!


prev|↑Log|next

↑main
×
- ナノ -