:: 湊のファミレスバイト3 2014.01.20 (Mon) 22:09 遥「あ」 翼「ん、ジュースが空になったのかい。ドリンクバーはあっちだと小宮が言っていたな」 佳「そうね。行ってらっしゃい、遥ちゃん」 遥「行ってくる…」 すたすた 遥「あった……」 遥「こ……こっちのボタン…か?;」 湊「お客様、そちらはコーラでございますよ(笑)」 遥「Σ!?///」 湊「レモンスカッシュはこちらです^^」 遥「なっ、なんで知っ……(/Д\)」 湊「ただの勘でございます。さぁ、こぼさないように席までお届け致しますから」 遥「ついて来るなっ(/Д\)」 すたすた 佳「あっ(察し)」 遥「うう……(/Д\)」 ことん 湊「では引き続きごゆっくりなさって下さい。失礼します^^」 遥「うー……///」 翼「さ、桜井? ほら、ジュースを飲みたまえよ^^;」 佳「うーん、遥ちゃんがだいぶ限界なようね(・ω・)」 凌「ギャップ萌えというやつか」 佳「それか敬語萌え? まぁ、小宮があと数日のうちに敬語プレイをしてくることは読めてるわ」 凌「なんだそれは」 佳「詳しくは後で( ´艸`)」 か「あ。小宮さんがあっちに」 遥「(OoO;)ガタッ」 佳「ちょww 落ち着いて遥ちゃんww」 凌「何やら……高級マダムの集団らしいな」 翼「ふむ、セレブでもファミレスなんかに来るものなのだな」 佳「あんたが言うなwww」 か「あ、何か聞こえますよ(゜゜)」 マダムA「ほらほら、わかる? あのかっこいい子(小声)」 B「あらいやだわぁー、お化粧し直してこようかしら」 C「そんなに変わらなくってよ。それより、見たことない子じゃないの、いつから?」 A「私も一昨日初めて知ったのよ。もう、私の名前も覚えてくれたんだから(*´ω`)」 D「いいわねぇ、最近潤いがなかったから」 E「明日も来ようかしら〜」 湊「いらっしゃいませ。一昨日もお越しになられてましたよね、ありがとうございます^^」 A「ほ、ほら言ったでしょうっ(小声) きょ、今日はお友達と一緒に来ましたのよ」 B「ええ、手芸の習い事の帰りにね(*´д`)」 C「ちょっとBさんずるいわよっ;(小声)」 湊「手芸ですか。女性らしくて素敵ですね^^」 B「はわわ……(*´д`)」 湊「お席は禁煙席でよろしいでしょうか?」 D「ええ、もちろん(*´д`)」 湊「ではご案内致します。どうぞ」 E「ちょっと、私まだ話していないのよっ(小声)」 A「いいでしょう、注文の時に話せるわ」 C「あの子でないかもしれなくてよ」 D「ああ、眺めているだけでも目の保養ですわね(*´д`)」 佳「………(´ω`)」 凌「………(´д`)」 翼「奴はホストか(w_-;)」 か「でも、なんだか凄く似合ってますね^^」 凌「天職だな」 佳「マダムキラーが天職www あっ」 遥「( ̄_ ̄メ)ムッ」 佳「遥ちゃんがおこになってる(笑)」 凌「激おこはるはる丸…なかなかかわいい響きだ」 佳「はるはるwww」 翼「しかしまぁ、よく人の名前や顔をすぐに覚えられるな;」 か「僕も結構忘れちゃいます^^;」 佳「あー、小宮は確かにその辺凄いよね。好き嫌いとかも把握すんの早いし」 遥「(あんな熟女に……好かれて…っ)」←激おこはるはる丸 翼「水を運びに戻ってきたな」 湊「失礼します、お冷でございます。本日はケーキセットがお勧めでして、ケーキとお飲み物はこちらの中からお選び頂ける仕様になっておりますが、いかがでしょうか^^」 A「じゃ、じゃあ私はそれにしようかしら(*´д`)」 B「わ、私も……」 C「そうね、そうしましょ」 佳「ケーキセット650円ってアホじゃないの。あたしなら迷わず同じ値段でチョコパフェいくわ(´д`)」 か「たぶん僕もそうです……^^;」 凌「いかに客をいい気分にさせて高いものを売りつけるかが仕事だからな」 佳「あ、あれ? ファミレスってそんな怖いとこだったっけ(´ω`;)」 翼「いや、間違いなく庶民の、庶民の娯楽のはずだが……小宮も容赦ないな;」 凌「まぁ……あの女性たちが幸せならそれでいいが」 佳「あいつ大学やめてホスト目指したら一生遊んで暮らせるのにね。ぽちっと」 ピンポーン 湊「はいはい肉食獣様、ステーキのお代わりは有料となっておりま」 佳「違うわい! スペシャルパフェ一つくれってば!(`Д´)」 湊「あぁ、パフェでございますね。かしこまりました」 遥「(/Д\)プルプル」 湊「(笑) お客様、失礼致します」 遥「むぐっ!?///」 湊「そんなに驚かないで下さい。口の端にクリームソースが付いていたので拭き取らせて頂いただけでございます^^」 遥「どっかいけっ(/Д\)」 湊「はい、お済みのお皿をお下げしましたら失礼させて頂きます^^」 カチャカチャ 翼「Σおい! そんなにいっぺんに運べるわけないだろう!(OoO;)」 湊「ご心配なく。学食の安さに驚いてトレーごとひっくり返したお客様には及びませんので^^」 佳「懐かしww」 翼「いつの話だああ! 蒸し返すなっ(/Д\)」 湊「失礼致します^^」 すたすた 翼「くうっ……あいつめ…」 か「小宮さん凄いですね。全部持ってっちゃいました(゜゜)」 凌「バイト三日目とは思えんな」 佳「んへへ、パフェ楽しみ〜( ´艸`)」 翼「というかあのパフェ、君たち二人で食べきれるのか? 三十センチくらいあったぞ;」 か「いけます。だって、」 か 佳「甘いものは別腹……!(`・ω・)」 翼「別腹も何もあるか。私たちの胃袋はたったひとつだぞ(´д`)」 凌「そういえば夏風。そのコインは使わないのか」 翼「へ? あっ、お子様ランチに付いてきたこのコインかい。なんだこれは」 か「そのコインで、入口にあったガチャガチャを回しておもちゃをゲットするんですよ」 翼「Σなんだと! ちょ、ちょっとやってくる……(´`*)」 佳「あーあ、喜び勇んで行っちゃったし(´ω`;)」 か「あれっ、桜井さんはどこへ…」 凌「トイレだろうな。グラスは置いていってある」 佳「また小宮にとっ捕まらないといいけど(笑)」 *** 4へ続く。 ↑main ×
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