:: 回転寿司と嫉妬(子はる)
2014.01.05 (Sun) 19:14

・回転寿司と子はる

湊「おー、さすがに昼は人がいっぱいだな」

遥「すし……(´・ω・)♪」

湊「好きだよな^^」

遥「ん」

湊「二人だから、カウンターのほうがいっかな。早く入れそうだし」

受付「カウンター席でしたらすぐご案内できますよ^^」

湊「じゃあお願いします。遥、行こ」

遥「だっこ……(´・ω・)」

湊「えぇ、抱っこ? すぐそこじゃん^^;」

遥「だっこ……(`Д´)」

湊「わかったわかった; よいしょっ」

遥「(´ω`)」

受付「こちらのお席です。どうぞごゆっくり^^」

湊「はい、どうも。ほら下ろすよ」

遥「ひざだっこ……(´・ω・)」

湊「Σちょっ^^; あっちの子だって遥と同じくらいの年だけど、ちゃんと席に座って食べてるだろ?」

遥「ひざだっこぉ……(´;ω;`)」

湊「もー; 絶対食べにくいと思うんだけど…」

ひょいっ

遥「(´ω`)」

湊「まぁ、ご機嫌ならいいけどさ(´∀`;)」

遥「まぐろ……んしょっ」

湊「お、えらいえらい。自分で皿取るんだ^^」

遥「! ……おまえのも、とってやる…///」

湊「ありがと。じゃ、鰺がいいな」

遥「あじ……(`・ω・)」

湊「いや、あの…そんなレーン監視しなくても鰺通ったら教えるから食べてていいよ(笑)」

遥「わさび……(´ε`)」

湊「はいはい、ちゃんと取ってあげるから」

遥「あむっ……まぐろ、うまい…(´ω`)」

湊「でも遥は少食だから、三皿も食べられないかな^^;」

遥「むー……(´・ω・`)」

湊「二貫あるから半分ずつ食べる?^^ そしたらいろんなの食べられるし」

遥「する……(゜゜)キラキラ」

湊「うん。でもこっちのタッチパネルで注文したほうがいいよ。わさび抜きにできるし」

遥「どこおすんだ…(´・ω・)」

湊「ここ。にぎりっていうとこな。ほしいのなかったら次へってとこ押して」

ピッピッ

遥「さーもん……わさび、ぬき…1つ…(`・ω・)」

湊「よしよし。じゃ、こっちの鮪食べていい?」

遥「ん」

湊「鰺は食べる?」

遥「あじ……いらない」

湊「やっぱり(笑)」

遥「あ、あじ! んしょっ」

湊「お、ありがと^^」

遥「(´ω`)」

湊「そうだ、お茶お茶。遥は? 回ってるジュース取ってもいいよ?」

遥「じゅーす…りんごの…(´・ω・)♪」

湊「あ。新幹線(注文品)来たぞ(笑)」

遥「さーもん…(`・ω・)」

湊「おいしい?」

遥「うま……(´ω`)」

湊「これもらっていい?」

遥「ん」

湊「ほんとだ、おいしいね」

遥「るしが…」

湊「ん? ルシ?」

遥「まわってないすしは、もっと、うまいって…」

湊「ぐっ……た、確かにそうだけど。俺の収入じゃ厳しいんだ、ごめんな(泣)」

遥「なんでないてる…(´・ω・)?」

湊「ううん、何でもない。一皿百円だけど、お腹いっぱい食べていいからな(泣)」

遥「? みなと、へん…」

湊「いいんだ。俺もなんとか十皿で済ますために、鰺だけで五十回は噛んでるから(´ω`)」

遥「よくかむ…だいじ…(`・ω・)」


・嫉妬と子はる

遥「こうえん、いきたい…」

湊「あの公園? いいよ、散歩ついでに寄ろうか。俺、こっちのベンチにいるから」

遥「む……すなば、いこ…(´・ω・)」

ぐいぐい

湊「砂場? はいはい、わかったよ^^」

遥「とんねる、つくる…(`・ω・)」

湊「トンネルかー。でもシャベルないし、手汚れるよ?」

遥「Σはっ。……やまで、いい…」

湊「山ね。じゃ、砂集めよっか。よいしょ…」

遥「すな、かためる…(`・ω・)」

ペタペタ

?「あれ? あっ、小宮くんだよね^^」

湊「あ。えっと…川平さんだっけ」

?「なんか見覚えあるなって思ってたんだ。お散歩?」

湊「うん。この子と……って、遥…;」

遥「むすっ…(`‐´)」

湊「遥? どうしたの?」

遥「だれだこいつ……(ぼそっ)」

湊「こいつとか言わないの; 同じ学科の人だよ」

遥「ふん……(ぷいっ)」

?「弟くん?」

湊「いや、親戚の子だよ(嘘だけど;)」

?「かわいいね。小宮くんってやっぱり面倒見のいい人なんだ^^」

遥「むっ……(`Д´)」

?「みんなに優しいし、なんか小宮くんのこと好きになっちゃいそうだなぁ^^」

湊「はは、ありがと。嬉しいな^^ ……Σいたたっ」

遥「(`Д´)プンプンッ」

げしっ(蹴)

湊「もー、痛いじゃん遥。めっ」

遥「(ぷいっ)」

湊「ごめん、最近反抗期だからさ^^;」

〜〜〜

湊「もう…なんであんなに怒ってたの?」

遥「しるか…(`Д´)」

湊「知るかって…知りたいのは俺のほうなんだけど^^;」

遥「おまえが…しらないおんなに、たぶらかされるから…(`Д´)」

湊「どこでそんな言葉覚えてきたんだよ; たぶらかされてなんかないだろ。ああいうノリの人なんだよ。さっきのも冗談だから」

遥「そんなの……あいつが…」

湊「年上なんだから、あいつって言うなよ。はぁ……また反抗期かな;」

遥「………」

遥「…………」

遥「……………」

湊「? 遥? どうした、下向いて」

遥「………ひっく…っ」

湊「えっ」

遥「ひっ……う、ふぇ……っ(´;ω;`)」

湊「Σえ! ちょっ、どうしたんだよっ;」

遥「ふぇぇ……っ、やだ、やなの…っ(´;ω;`)」

湊「嫌なの? 何が…」

遥「やだ……、みなと、おれなんか、どうでもいいのっ……ぃやなの、ふぇ…っ(´;ω;`)」

湊「え? ど、どういうこと?;」

遥「ひっく……、みなと、おれのなのに…っ、ほかのやつに、すきとかいわれて……ふぇっ、うれしいとか、やだぁ……っ」

湊「!」

遥「ふぇ……(´;ω;`)」

湊「……もー、かわいいこと言うなよ…///」

ひょいっ

遥「だっこ……?(´;ω;`)」

湊「そんなんじゃないよ。あれは単に、社交辞令っていうか……別に意味はないから。俺は、遥にだけ好かれてればいいし…」

遥「(´;ω;`)!」

湊「他の人から好きって言われても、嬉しくない…とは言わないけど、全然気にならないよ。遥から言われたほうが、きゅんってする^^」

遥「きゅん……///」

湊「そう。遥は違う? ルシとかから好きって言われるのと、俺から言われるのは同じ気持ち?」

遥「……ちがぅ…///」

湊「よかった。ね、だから、俺が他の人と仲良くしてても心配しなくていいよ。俺は遥より大事な人なんていないから」

遥「…ぅん……///」

湊「まぁ、俺も……遥が他の人に懐いてたら寂しい気持ちになるけどさ(笑)」

遥「おれ……は、みなとの、だから………うぅ(/Д\//)」

湊「そうだな。ありがと^^」


***
あれ、やたらリア充になっちゃった。


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