:: クリスマスと子はる 他4編
2013.12.26 (Thu) 00:37

・スマホと子はる


遥「すまほ!(`・ω・)」

湊「こらこら、悪戯しちゃだめだぞ。前もいじり回してアドレス何人か消しちゃったんだから^^;」

遥「あぷり…したい」

湊「アプリ? なんのやつ? パ○ドラ?」

遥「ちがう…(`д´)」

湊「あ、そう? まぁ、インストールしてないしな」

遥「でんたく…」

湊「アプリじゃなくてもあるだろ^^;」

遥「たっちしたい…」

湊「いいよ、ほら」

ペタペタ

湊「楽しいのかな。最近は子供の教育にもタブレット使うらしいけど…うーん…;」

遥「(´・ω・)♪」

湊「あ。そうだ遥、写真撮ろうよ。スマホは画質いいし、こんなにフレームあるんだぞ」

遥「しゃしん…とる」

湊「フレームどれにしようか。シャボン玉とか……やっぱハートかな?」

遥「やー(/Д\//)」

湊「あんまり嫌そうに見えないよ(笑)」

遥「はーと…はずかしいだろ…///」

湊「いいじゃん。ほら、スマホのほう向いて」

カシャッ

遥「はずかしい…」

湊「ついでにもう一枚撮ろうね」

ちゅっ
カシャッ

遥「うにゃあああぁあ!(/Д\//)」

バタンッ

湊「あれ、逃げてっちゃった。よっぽど恥ずかしかったのか^^」


・お布団と子はる

遥「ふとん…(´ω`)」

ごろごろ

遥「ふとん……ふかふか…」

湊「遥、そろそろ起きよ? 朝だぞ」

遥「や……(`д´)」

湊「うー; そんなこと言わずにほら」

遥「ふとん……出たくない…(´・ω・`)」

湊「遥はほんとにお布団好きだな^^;」

遥「すき…ふとん」

湊「どこが好き?」

遥「あったかいの…(´・ω・`)」

湊「あとは?」

遥「あったかくて…きもちい。……みなと、みたい」

湊「えっ」

遥「! こ、ことばの、あやだ…(/Д\)」

湊「俺って、あったかくて気持ちいいんだ?( ´艸`)」

遥「……ぎゅってして…///」

湊「はいはい」

ぎゅっ

湊「どう? お布団にバイバイしてくれるかな」

遥「ぎゅって……みなと、ずっと、してるならいい…///」

湊「そっか。じゃあ、夜までは俺がお布団になるからね」


・ショタコンと子はる

遥「おやつ、なに……?」

湊「今日はアップルパイだよ」

遥「あっぷる……りんご…」

凌「ああ、よく覚えたな。えらいぞ」

遥「りょーや、ゆってたから」

凌「くっ……いい子だ…(泣)」

か「よかったですね、先輩」

佳「ショタコンの守備範囲の広さには呆れるわ(´д`)」

湊「アップルパイできたぞー」

か「あっ、運ぶの手伝いますよ。はい、遥くんのぶん」

遥「ん…(´・ω・)♪」

湊「まだ熱いから、ちょっとずつ食べるんだぞ」

凌「そうか。ならば俺が冷まし」

湊「やるな(´ε`) いいよ、俺がやるし。ふー…ふー、あーん」

凌「……かりん…(泣)」

か「食べさせてあげたかったんですね^^;」

佳「泣くなやショタコン( ´_ゝ`)」


・かりんと子はる

か「今日は先輩も小宮さんも成島さんもいないから、帰ってくるまで僕と遊ぼうね^^」

遥「(ぷいっ)」

か「うーん…僕、嫌われてるのかな^^;」

遥「つみき…(´・ω・)」

か「あ、つみき? 何作るの?」

遥「なんでもいいだろ(`Д´)」

か「う、うん…ごめんね」

遥「さんかくはこっち……」

か「何がだめなのかなぁ。…でも、小宮さんも最初は嫌われてたって言ってたし…時間の問題なのかな」

か「……それにしては、成島さんにはすごく懐いてるみたいだし…」

か「うーん……小さい子の面倒見るのって全然慣れてないから、何か嫌なことしちゃったのかな…(´・ω・`)」

か「あの、遥くん」

遥「なんだ(´д`)」

か「もし、僕が今まで遥くんに嫌なことしちゃってたらごめんね。これからは気をつけるし、すぐに怒っていいからね^^」

遥「………」

か「あ、あれ?」

遥「おまえなんかきらいだっ」

バタンッ

か「えっ……あ…」

か「ほんとに……嫌われちゃった(´・ω・`)」

か「どうしよう……僕…」

か「遥くんと、仲良くなりたいのに(´;ω;`)」

ガチャッ

か「遥くん…」

遥「さいしょから…そういえば、いいだろ…」

か「え?」

遥「おまえ……いつも、おれにきいてばっかりで…ぜんぜん、じぶんのこと、いわないだろ。…げーむも、わざとまけたり、する。やさしいことしか、いわない…」

か「あ……でも、それは…遥くんがしたいことをするのがいいのかなって…。子供って、どう接したらいいかわからないし…」

遥「そんなの、つまんない…。おまえがいいたいこと、すなおに、いえ」

か「僕が言いたいこと…えっと、うーん……おやつが食べたい…かな。あっ、やっぱり変?」

遥「………れも」

か「ん?」

遥「…おれも……たべる…///」

か「!…………うん、そうしよっか^^」

〜〜〜

湊「ただいまー。かりんくん、面倒見てくれてありが…」

か「あ、遥くんみっけ。ふふ、隠れるの下手なんだね^^」

遥「むっ」

か「次は遥くんが鬼だよ? 僕、絶対勝つからね」

遥「みつけて、やる…(`・ω・)」

か「えへへ、見つからないよっ^^」

湊「……なんか、ずいぶん仲良しになったなぁ(笑)」


・クリスマスと子はる

遥「とりにく……ぴざ…(´∀`)」

湊「今日はご馳走だよ^^」

遥「すし……けーき…(`・ω・)」

湊「そうそう。こっちのお寿司は全部わさび抜きだから」

遥「うまい……(´ω`)」

湊「たまにはおいしいもの食べなきゃね」

遥「べつに……いつも、おいし…///」

湊「ありがとー。嬉しいな^^」

遥「ふん。あっ、さんた、くるかな…(´・ω・)ソワソワ」

湊「来てくれるよ。遥、いい子にしてたもんな」

遥「おれ……わるいこ…(´;ω;`)」

湊「Σえ、急に泣いてどうしたの? 遥はいい子だよ」

遥「まえに、ぶどうつぶした……かびんも、わっちゃった……ふぇぇ…さんた、こない…(´;ω;`)」

湊「そんなことないよ。失敗はみんなするんだから。それを反省できるのがいい子なんだよ」

遥「はんせい…(´;ω;`)」

湊「遥はちゃんとごめんって言える子だもんな。いい子いい子(なでなで)」

遥「ふぇ……っ(´;ω;`)」

湊「ほら、俺からもプレゼントだ。新しい本と、数字パズル」

遥「(゜゜)キラキラ」

湊「欲しがってたもんな。大事にしてね^^」

遥「する……!(`・ω・)」

〜〜〜

湊「遥、そろそろ寝たら?^^;」

遥「さんたに、あう…(`・ω・)」

湊「うーん…夜更かししてる子には、プレゼントくれないかもよ?」

遥「Σ」

湊「大丈夫だよ、ちゃんと来てくれるって。安心して寝てていいんだよ」

遥「……ん…(´・ω・)」

湊「お休み」

遥「おやすみ……すぅ…」

湊「よしよし…よかった^^」

〜〜〜

遥「むにゃ……ん…?」

遥「あさ……´`」

遥「Σ! ぷれぜんとっ」

遥「(´・ω・`)?」

遥「あれ……? どこ…」

遥「ない……(´;ω;`)」

遥「ふぇ……ない…(´;ω;`)」

カサッ

遥「あれ……ふうとう?」

遥「てがみ…?」

カサカサ

『はるかくんへ
めりーくりすます』

遥「さんた!」

遥「あれ……てがみだけ…?」

遥「あ……かみ、はいってる…」

遥「ひよこ………ちけっと」

遥「(´・ω・`)?」

パタパタ

遥「みなと、これ」

湊「ん? あれ、これ遊園地のチケットじゃないか?」

遥「ゆーえんち…っ?(゜゜)」

湊「うん。遥が前に行きたいって言ってたひよこ遊園地。このチケット見せればタダで遊べるんだよ。……まさか、サンタさんがくれたのか?」

遥「うん……(´;ω;`)」

湊「そっか、よかったな。チケット二枚あるし、一緒に行こうか^^」

遥「ぃく……みなとといく…ぐすっ(´;ω;`)」

湊「もー、泣かないの。後で、サンタさんにお礼の手紙書こうな」


***
ガラケー復活とクリスマスを祝して。



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