:: 抱っこと子はる 他5編
2013.12.14 (Sat) 12:17

・抱っこと子はる

遥「だっこ……(´・ω・)」

てくてく

遥「だっこぉ……(´・ω・)」

湊「んー、ちょっと待ってて。夕飯の支度してるから」

遥「………(´・ω・`)ショボン」

湊「えーと…塩…」

がしっ

湊「ちょ、なにっ?^^;」

遥「だっこぉ……(´;ω;`)」

湊「後でしてあげるよ?^^;」

遥「やだ、いまぁ…(´;ω;`)」

湊「もー、しょうがないな。よいしょ」

遥「ふぇ…(´;ω;`)」

湊「ほーら、高い高い。よしよし」

遥「(´ω`)」

湊「よし。はい下りてー」

遥「やだやだっ(´;ω;`)」

湊「ご飯、遅くなっちゃうぞ?^^;」

遥「だっこ…」

湊「はいはい(´ω`;) 今日はやたらと甘えたがるな」

遥「……(´`)ウトウト」

湊「…あれ? もしかして眠い?(´∀`;)」

遥「だっこ……むにゃ…」

湊「眠いから、抱っこして寝かしつけて欲しかったのか」

遥「すー……( _ _)」

湊「あーあ、こんな安心した顔しちゃって」

遥「みなと……」

湊「くすくす。お布団に行こうか^^」


・通販と子はる

『なんと、見て下さいこの包丁の切れ味!』

『凄い。切ったものが包丁にくっつかないんですね!』

『本日はこの包丁に、さらに肉用・野菜用・魚用のまな板もお付けします!』

湊「へー。衛生的だな」

『この包丁と専用ケース、まな板三枚をお付けして、なんとお値段****円!』

湊「たっか」

遥「たかい……(´ε`)」

『しかしこれだけではありません!』

遥「Σ」

『ここに、さらにこの果物ナイフ、鉈包丁、ピーラーを付けてお値段変わらず****円!』

遥「すごい…(`・ω・)」

湊「まぁ、それなら割と妥当な値段かな」

遥「!」

『さらに! 特製バージンオリーブオイルまで!』

湊「すげー。ちょっとほしいかも」

遥「えっ」

湊「でもま、今使ってるやつ買い換えるほどじゃないよな。さて、ご飯作るかな…」

てくてく

遥「みなと……ほしいのか…(´・ω・)」

遥「ぷれぜんと……したい…」

遥「かね……ない…(´・ω・`)」

ピッピッ
プルルル…

『お電話ありがとうございます! こちら○×通販でございます』

遥「いま、てれびでやってた……」

『はい、万能包丁セットですね。こちら、六ヶ月のローンとなっておりますがよろしいですか?』

遥「いま…かねがないから、あとでろーんする(´・ω・)」

『? ええと、具体的にはいつ頃から…』

遥「ん……あと、15ねんくらいまってろ」

『えー……申し訳ありませんが、またの機会に^^;』

遥「ふぇ……(´;ω;`)」

『お電話ありがとうございました〜』

プツッ

遥「う……(´;ω;`)」

遥「つーはんになんか、たよるもんか……(´;ω;`)」

〜〜〜

遥「みなと…これ…(´・ω・)」

湊「ん、なに? これ……折り紙?」

遥「ほーちょー、おったから…」

湊「え、凄いじゃん。まな板もかわいく折ってくれたのか^^」

遥「……おまえが、ほしいっていう…から…///」

湊「え? あ……俺のために…」

遥「ふん……///」

ぎゅっ

遥「Σ!」

湊「ありがと。あの包丁よりずっと嬉しいよ^^」

遥「う……///」

湊「大切にするね」

ちゅっ

遥「そ、そんなのすぐすてろ……っ(/Д\)」

湊「やだ( ´艸`)」


・着ぐるみと子はるA

佳「かんわいいい! 今日はにゃんこなのね! ハァハァ(*´Д`)」

湊「ハァハァすんな^^;」

遥「(ごろごろ)」

佳「いーなっ、あたしも膝でごろごろさせたいなーっ」

湊「遥、ルシお姉ちゃんがおいでって」

遥「ん……」

トコトコ
ごろごろ

佳「え、何このかわいいの。テイクアウトしていい?」

湊「持ち出し禁止」

遥「(ごろごろ)」

佳「ね、遥ちゃん。にゃあって言って( ´艸`)」

遥「にゃー」

佳「たぎるうう! ハァハァ、たまらんわ」

遥「かわい……?」

佳「かわいいかわいい!」

遥「む…」

トコトコ

佳「あ、行かないでぇっ(泣)」

湊「あれ、戻ってきた」

すとん

遥「……かわい…?///」

湊「かわいいよ〜^^」

遥「ふん……///」

ごろごろ

佳「飼いたい…」

湊「やめろ! 目がマジだぞ!;」

凌「これは……逸材だ」

湊「お前はガチで怖い!;」


・かくれんぼと子はる

湊「遥ー、もう朝だから起き…」

ばさっ

湊「!? 布団が膨らんでると思ったらクマちゃんで変わり身だと! どこ行ったんだ遥…^^;」

湊「遥ー、朝ご飯できてるぞー」

湊「はーるーかー」

湊「やれやれ…かくれんぼか;」

ガチャ

湊「遥ー」

バタン

湊「遥ー」

湊「……どこ行ったんだ^^;」

ガチャ

遥「? どうした(´・ω・)」

湊「いやいや、遥こそどこにいたんだよ」

遥「といれ」

湊「えっ……あ、かくれんぼしてたんじゃ…」

遥「? してない(`д´)」

湊「だって布団にクマいたし…」

遥「だきまくら」

湊「あ……そ、そう。てっきりかくれんぼかと^^;」


・トイレと子はる

遥「……(もぞもぞ)」

遥「と…といれ……(;・ω・)」

湊「すー……(眠)」

ぐいっ
ゆさゆさ

遥「み、みなと、といれ……」

湊「ん……(眠)」

遥「といれ……いっしょに、いこ……」

湊「んん……」

遥「いじわる、するな……はやく、といれぇ…(´;ω;`)」

湊「うわールシの作った蒸しパンとか凶器……むにゃ…」

遥「むしぱんなんてしるか! ふぇっ……といれ、もれちゃうぅ…(´;ω;`)」

湊「ん……ん? 遥…? どしたの…」

遥「といれぇ!(´;ω;`)」

湊「えええ! ほ、ほら、早く行こっ;」

遥「ふぇ、はやくあるけない…(´;ω;`)」

湊「じゃあゆっくりでいいから! ほら、あと四歩!;」

トコトコ
バタン

湊「はー……危ねー^^;」


・雪うさぎと子はる

湊「お、雪積もってるな。遥、外行こっか」

遥「や」

湊「え…子供って普通、喜んで飛び出していくもんじゃ…^^;」

遥「さむいのやだ……(`д´)」

湊「そんな…今から引きこもり思考にならなくても;」

遥「こたつ…でたくない…」

湊「雪だるま作ろうよー。雪うさぎでもいいよ」

遥「? ゆき……うさぎ…(´・ω・)」

湊「ね、作ろ?^^」

遥「むー…すぐ、かえるぞ」

湊「はいはい^^」

〜〜〜

湊「そうそう。雪をペタペタ固めて、そこに葉っぱと赤い実を乗せて」

遥「うさぎ……(´・ω・)♪」

湊「なんだかんだ言って結構楽しんでるな(笑)」

遥「できた……(`・ω・)」

湊「おー、凄い凄…」

ドシャッ

遥「Σ(´;ω;`)!」

湊「あ! 屋根の雪が落ちてきたのか;」

遥「ふぇぇぇ! うさぎ…つぶれたぁ…っ(´;ω;`)」

湊「大丈夫だよ、遥。また作ればいいじゃん。ね?^^;」

遥「ふぇっ……ぅん…(´;ω;`)」

ペタペタ

湊「? それ、うさぎ…の形じゃないよな?」

遥「うさぎじゃない…(´;ω;`)」

湊「なに?」

遥「つぶされたやつの、おはか…(´;ω;`)」

湊「まさかの墓か。律儀だな(´ω`;)」

遥「これつくって…おそなえしたら、うさぎつくる…(´;ω;)」

湊「そっか。遥は優しいな^^」



prev|↑Log|next

↑main
×
- ナノ -