:: ラーメン屋(後編)
2013.12.01 (Sun) 20:20

佳「しっかしほんとおいしいわねー」

か「はい。あ、そろそろ混む時間帯ですね」

凌「ああ。並ぶほどではないが…ひっきりなしに客が来るな」

遥「(つるつる…)」

湊「遥食べ方かわいい…( ´艸`)」

遥「食べにくい。見るな( ̄_ ̄#)」

湊「だってかわいいから」

佳「はっや! あんたもう少しじゃない!(゜д゜)」

湊「え? ああ」

か「僕もあと一人前くらいですよ」

佳「あたしあと半分。まだいけるけどね(`・ω・)」

凌「ご馳走様」

翼「終わりか! いや、私もそろそろだな」

湊「遥遅い…(笑)」


遥「(むっ)」

湊「はいはい、味わってるんだよな。あ、すみませんご飯下さい」

翼「いつの間に!?」

おばちゃん「はーい。お兄さんは食べそうだね^^」

湊「食べますよ^^」

翼「笑顔が怖いぞ(´ω`;)」

佳「あたしはさすがにご飯は無理かなー。それよりデザート!(`・ω・´)キリッ」

か「えへへ、幸せですね〜」

翼「幸せなのか…;」

凌「(なでなで(´`*))」

遥「(やっと半分…;)」

おばちゃん「はいどうぞー、ご飯ね」

湊「あ、どうも」

凌「これは…またえげつない量だな…」

か「素敵だと思います^^」

翼「私には…汁に埋まったかまくらにしか見えないぞ……」

遥「(OoO)…………」

佳「すっご…写メってツイッターに上げよっかな」

か「もぐもぐ…ぷは。あの、ご飯お願いします…」

翼「Σ君もか!」

おばちゃん「はーい。お兄ちゃんはどれくらいがいい?」

か「えへ、小宮さんと同じくらいで^^」

遥「は……?;」

凌「今日はさらによく食べるな」

か「おいしくてつい^^」

佳「かりんちゃんって食い溜めが効くのね」

か「はい、今日の夕飯は納豆ご飯だけでもいいです」

翼「ふう……食べ終わったぞ。桜井…はまだか;」

遥「……;」

湊「あれ。もしかしてお腹いっぱいかな?」

遥「………(´・ω・`)」

湊「そんな困った顔しなくても大丈夫だよ^^ ご飯食べたら俺食べるから置いといて」

翼「まだ食べるのか;」

佳「小宮の真骨頂ね(´д`)」

おばちゃん「はいお兄ちゃん、ご飯ね」

か「ありがとうございます^^ もぐもぐ…」

佳「おいしい?」

か「はい、スープがおいしいので十分いけます」

遥「(´・ω・`)ショボン」

湊「バターがくどくなっちゃった?」

遥「(こくり)」

湊「でもおいしかったならよかったな^^ もぐもぐ……はーおいしかった」

凌「だんだん小宮の胃腸が心配になってくるな」

湊「え、なんで? 俺、消化不良とか胸焼けとかほとんどないから大丈夫だぞ。遥、塩バターちょうだい」

佳「ぷはー。やっと食べきったわー。さすがにもーお腹いっぱい」

凌「だがデザートは別腹なんだろう」

佳「当然。おばちゃーん、デザートっ」

おばちゃん「はーい。コーヒーゼリーね」

か「コーヒーゼリー(゜゜)キラキラ」

湊「あれ、かりんくんコーヒー苦手なんじゃ?」

か「スイーツは大丈夫です^^ クリームも付いてますし」

佳「あー、うまー(´∀`*)」

か「ご飯食べたら僕も食べたいです」

湊「俺も。ってことでコーヒーゼリーお願いします」

おばちゃん「はーい」

佳「はーおいしかったー。もう四時間は何もいらないわね」

凌「四時間だけか」

佳「うん」

湊「でも結構食べただろ?」

佳「あんたもね。途中、遥ちゃんのラーメン食べてたあたりは見てて怖くなったわよ^^;」

湊「なんでだよ(笑)」

か「先輩、これ……ほんとにワンコインでいいんでしょうか(´;ω;`)」

凌「店側がいいと言うならそうなんだろう。また来てやればいい」

か「はい、ぜひ(´;ω;`)」

翼「で、全員食べ終わったのかい?」

湊「かりんくんがまだだな」

か「ふぇ、ごめんなさい;」

翼「いや、急がな」

凌「まだ…かりんがコーヒーゼリーを食べているだろう…貴様( ̄_ ̄メ)」

翼「だから急がなくていいと言ってるではないかっ(泣)」

佳「遥ちゃん眠そうね^^」

遥「( ̄_ ̄)……」

湊「あれしか食べてないのによく満腹になるよな;」

翼「さ、桜井。私も実は眠くてな。帰ったら一緒にひ、昼寝を…(*´д`)」

湊「お前だけ二度と目覚めないようにしてやる」

か「食べ終わりました! えへ、ご馳走様っ」

凌「よく食べたな(´`)/"」

佳「んじゃ行こっか。あっ、夏風ごちそーさまっw」

翼「えっ」

湊「あ、そうそう。悪いなー、ご馳走様^^」

翼「ちょっ、待て貴様ら! 割り勘だと言っただろう! 私が払うのは桜井のぶんだけだ!(`д´)」

遥「自分で払う…」

翼「えっ(´;ω;`)」

湊「遥のぶん払うってなんだお前勝手に彼氏面すんなよわかってんのかおい」

佳「小宮ー、向かいにお菓子屋あるからさっさと払って行くわよー」

湊「マジか。塩辛いの食べると甘いの食べたくなるよな(スタスタ)」

翼「まだ食べる気か!(OoO;)」

佳「四時間後のおやつにね」

湊「俺シュークリームがいい。あとロールケーキ」

か「あっ、僕も行きますっ(゜゜)」

凌「なら俺も行こう」

おばちゃん「ありがとうございましたー。またいらっしゃいませー^^」

か「絶対来ます!^^」

ガラガラッ
バタン

翼「………;」

遥「………;」

翼「守山は付き添いだろうが……あの三人の胃袋には果てがないのかい…?(´д`)」

遥「(眠い……早く帰りたい…)」


***
みんなこれくらい食べるよね。せ、成長期だもの(震え声)
この後遥にべたつきながら湊はシュークリーム頬張る。


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