:: ラーメン屋(中編)
2013.11.19 (Tue) 03:06

佳「にしても夏風、なんであんたハーフなのよぉ」

翼「ハーフといっても一人前なのだろう?(´ε`)」

佳「守山も体の割に食べないわよね」

凌「俺はお前のその小さな体のどこに入るかが謎だが」

佳「そしたらかりんちゃんだっていっぱい食べるじゃん」

か「えへへ^^ でもなかなか身長伸びないんです…。桜井さんは少食ですけど背は高いですよね」

遥「別に高くない」

湊「んでも、確かに食べる量の割には高いよな。夏風より」

翼「そ、そのうち追い越してみせるさ! …桜井、私が君の背を追い抜いたらぜひプロポ」

佳「ああ! 何あれっ、ご自由にお食べ下さいって!(゜゜)キラキラ」

翼「おい成島(´д`)」

おばちゃん「漬け物だよー。キムチもあるから好きに食べてね^^」

佳「食べるうう! あ、あたし取ってくるよ」

か「僕も手伝いますよ^^」

てってっ

凌「ラーメン屋にキムチとは……斬新だな。ん、どうした夏風」

翼「ぐすん……桜井…(´;ω;`)」

てってっ

佳「はい、取ってきた」

湊「お前……取りすぎだろ^^;」

佳「だってほら、キムチはともかく受っ子ちゃんたちはあんまり辛いとだめだし。ね?」

か「はい」

遥「ん」

佳「ってことで頂きます! んまっ」

翼「お、おお、うまいじゃないか」

凌「そうだな。添加物の嫌な味がしない」

湊「ほんとだ。ほら遥、漬け物あーん」

遥「やめろ( ̄_ ̄#)」

おばちゃん「お待たせしました^^ まず普通のサイズから運んでくるから」

佳「キタ━(・∀・)━!!!!」

か「ほにゃ、野菜がいっぱいです^^」

湊「なかなか凄い量だな」

凌「なんだか……見ているだけで胸焼けがしそうだ」

遥「ん……;」

おばちゃん「はい、こちら三つがハーフね^^」

翼「やはり全くハーフという気がしないな」

佳「頂きまっす!」

か「いただきまーす^^」

つるつる

か「おいしいです!」

佳「んまい! この背脂がっ(゜゜)」

遥「うっ……(脂ってうまいのか…;)」

湊「遥、無理はしなくていいからな」

遥「ん…」

翼「うまい……。な、桜井(´ω`)」

遥「(塩バター……(´`*))」

佳「あれ? 守山食べないの?」

凌「いや、少し待つ」

湊「なんで?」

か「猫舌さんなんです^^」

湊 翼 佳「ぶっ……(笑)」

凌「お前たち……何故笑う」

佳「似合わな過ぎてクソワロタwww」

湊「おま……猫舌とか…っ(笑)」

翼「ぶっ……くく…(笑)」

か「僕はかわいいと思います^^」

佳「あーっはっはっ!(爆笑)」

凌「なんだか納得いかないが……麺が伸びるぞ」

湊 佳「Σはっ」

か「もぐもぐ……おいしいです^^ 大根おろしで我慢した甲斐がありました」

翼「君がその三倍量を食べていると凄まじいギャップだな;」

佳「え、あたしは? かりんちゃんより10センチ近くちっちゃいあたしは?」

湊「いや全く」

翼「普通じゃないか」

凌「似合い過ぎてクソワロタ(真顔)」

佳「守山あとでフルボッコ」

遥「(塩バター(´`*))」

湊「遥も猫舌だけど大丈夫か?」

遥「ん。ふー…ふー…」

湊「なにそれかわいい(カシャッ)」

遥「撮るな( ̄_ ̄メ)」

佳「あ、スマホのハルカちゃんだ」

翼「そうそう、私も最近スマホにしたのだよ(`・ω・)ドヤァ」

佳「どうせ機能の二割も使いこなしてないんでしょ( ´_ゝ`)」

か「もぐもぐ…」

凌「(カシャッ)」

佳「あんたもやめい。後で送れ」

湊「どっちだよ^^;」

凌「漬け物を頬張りラーメンをすする……いい構図だ」

か「ほぇ?」

佳「てか……あれ? 小宮あんたいつの間にそんな減らした? さっきからずっと喋ってたでしょ;」

湊「あー、俺よく言われるんだ。飲み会とかでも世話焼いてばっかで全然食ったり飲んだりしてないだろって。でもしっかり消化してるから」

翼「いやいやいや!; 1/3減ってるっておかしいだろう!(OoO;)」

佳「そういやあんたがお腹いっぱいって言ったとこ見たことない…ような;」

遥「(確かに……;)」

湊「腹満たしちゃうのってあんまり好きじゃないんだよな。バイトとかあるとさっさと動けないし、なんかぐたってしちゃいそうで」

佳「世間ではそれを幸せと言うのよ(´д`)」

か「じゃあ本当はすっごく食べられるんですね、凄いです^^」

凌「賞賛はできないが確かに凄いな」

湊「久しく本気で食べてないからどうだろうな。これでも昔よりは食べなくなったし…」

遥「(食べなく…なった…?( ̄_ ̄;))」

湊「でも今日はせっかくだからたくさん食べるつもりで来たよ^^」

か「そうですね、食べられるって幸せですね^^」

佳「うんうん。ってことでみんなのラーメン一口ずつちょーだい」

凌「断る」

佳「えー。あたしのもあげるよー?」

凌「……そんな脂が浮いた麺が食べられるか( ̄_ ̄#)」

か「成島さん、僕のどうぞ^^」

佳「ありがとー! はい、豚骨も食べていいよ^^」

翼「三倍量で…他を味見する余裕があるとはな…;」

湊「あ、遥も一口ちょーだいっ」

遥「ん……」

佳「あたしも!(^0^)」

翼「わっ私も!(゜д゜)」

か「あの、僕もいいですか?(´・ω・`)」

凌「(塩バターはそんなに人気があるのか……)」


***
凌也違うよ!;
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