:: 一番落ち着く枕
2013.11.09 (Sat) 00:42

湊「ふあ……眠い」

遥「!?」

湊「どしたの」

遥「眠いだと……(OoO)」

湊「そりゃ、俺だってたまには昼寝くらいしたくなるよ」

遥「ふうん……」

湊「今日提出のレポートがあってさぁ、昨日の夜11時から徹夜しちゃって☆」

遥「徹夜する前にさっさとやれ(怒)」

湊「それが一番いいんだろうけど、切羽詰まらないとやる気になんなくてさー」

遥「(-"-;)」

湊「じゃ、俺は寝るね」

遥「ん」

湊「でもひとりで寝るの寂しいから遥も来て」

遥「眠くない( ̄_ ̄)」

湊「まぁまぁそう言わずに」

湊の部屋へ

湊「はい、座って」

遥「?」

湊「ふっふー、膝枕〜( ´艸`)」

遥「Σ」

湊「快眠はやっぱり枕が大事らしいしな」

遥「ふざけるな」

湊「本気だよ」

遥「脚が疲れる」

湊「後で揉んであげるよハァハァ(*´Д`)」

バキッ

湊「痛い;」

遥「痛くした」

湊「ひどい。遥のドS」

遥「お前と一緒にするな」

湊「えー。脚が疲れるのが嫌なの? じゃあたまには彼氏面して腕枕でもいいよ」

遥「気持ち悪い」

湊「えっ彼氏が? それとも俺が彼女ってのが? うぇっwww」

遥「自分で言って吐くな」

湊「いや思った以上にきつかった。つか誰も喜ばないしな。やっぱやめよう」

遥「なら戻る」

湊「それはだめぇぇぇ!」

遥「ここに用はない」

湊「俺はあるの」

遥「(-"-;)」

湊「今ね、名案が浮かんだんだ」

遥「名案……(´`)」

湊「遥は寝転がっていいよ、ほら」

遥「?」

湊「あ、うつ伏せでね」

遥「うつ伏せ……」

湊「よしよし、お休み。で、俺は遥の足のほうに頭を持ってきて……」

遥「は?」

湊「ここを枕にする!」

ぽふっ

遥「Σ(/Д\)!」

湊「ははっ、どうだ! 遥のお尻〜( ´艸`)」

ガスッドコッゲシゲシッ

湊「ぎゃーっっ!(OoO;)」

遥「馬鹿なことしてないでおとなしく寝ろ( ̄_ ̄メ)」

湊「後頭部したたか蹴っといてそれか」

遥「お前が悪いんだろ」

湊「……わかったよ(´・ω・`)」

ぽすっ

湊「すー…すー……」

遥「………」

湊「すー……寂しいなぁ…」

遥「( ̄_ ̄#)」

湊「すーすー………寂しいなぁぁ(´;ω;`)」

遥「うるさい! っ……枕なら…これでいいだろ…///」」

湊「へ?」

ごろん
ぎゅっ

遥「(/Д\)」

湊「あの……これはなんのご褒」

遥「枕以外に何もない! もう……寝る///」

湊「え、ちょっ」

遥「(/Д\)プルプル」

湊「……えへへ」

ぎゅっ

湊「ありがと。こんなにかわいい抱き枕なら、ずっと眠ってようかな」


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