:: 会えない日のメール 2013.10.08 (Tue) 06:49 ・湊は授業の一環かなんかで県外行ってます(一泊) ・その夜のメール 『10/08火21:03 送信者:小宮湊 件名:寂しいよー(> <) 本文: ちゃんとご飯食べた? もうお風呂入った?』 『10/08火21:30 送信者:桜井遥 件名:Re:寂しいよー(> <) 本文: 食べた。 入った。』 『10/08火21:33 送信者:小宮湊 件名:素っ気ないよー(> <) 本文: テスト勉強してたから昨日寝てないだろ? 今日はあんまり夜更かししないようにな』 『10/08火21:42 送信者:桜井遥 件名:Re:素っ気ないよー(> <) 本文: わかった。』 『10/08火21:45 送信者:小宮湊 件名:no title 本文: って言いながら二時くらいまで起きてそうだけど(笑) 遥は俺がいなくて寂しくない?』 『10/08火21:58 送信者:桜井遥 件名:no title 本文: 別に。』 『10/08火22:18 送信者:小宮湊 件名:no title 本文: そう?』 『10/08火22:20 送信者:桜井遥 件名:no title 本文: 返事遅い。』 『10/08火22:24 送信者:小宮湊 件名:no title 本文: わざとだよ(´∀`)』 『10/08火22:25 送信者:小宮湊 件名:no title 本文: ごめん 怒った?』 『10/08火22:30 送信者:桜井遥 件名:no title 本文: 腹が立つ。』 『10/08火22:33 送信者:小宮湊 件名:ごめんね 本文: 俺の返事がちょっと遅れたら、どういう反応するかなって考えたら楽しくて(´ω`)』 『10/08火22:39 送信者:桜井遥 件名:Re:ごめんね 本文: だったら切る。』 『10/08火22:43 送信者:小宮湊 件名:ごめんって! 本文: だって遥かわいいから(^ω^)』 『10/08火22:50 送信者:桜井遥 件名:Re:ごめんって! 本文: うるさい。かわいくない。』 『10/08火22:52 送信者:小宮湊 件名:no title 本文: かわいいよ〜^^ 早く会いたいな』 『10/08火23:04 送信者:桜井遥 件名:no title 本文: 帰ってこなくていい。』 『10/08火23:06 送信者:小宮湊 件名:no title 本文: えー、ひどい(笑) 俺は寂しくて死にそう』 『10/08火23:15 送信者:桜井遥 件名:no title 本文: 嘘付け』 『10/08火23:18 送信者:小宮湊 件名:no title 本文: 嘘なわけないじゃん 遥と一緒に寝たいよ ところで遥は今どこにいるの?』 『10/08火23:25 送信者:桜井遥 件名:no title 本文: 家。』 『10/08火23:28 送信者:小宮湊 件名:no title 本文: 家のどこ?(^ω^ω^) 俺の部屋?(だよね!)』 『10/08火23:34 送信者:桜井遥 件名:no title 本文: 気持ち悪い発送するな』 『10/08火23:38 送信者:小宮湊 件名:no title 本文: 俺は遥のシーツ洗う前に必ずベッドにダイブして未洗濯を散々堪能して匂いを肺胞に溜め込んでから洗濯機に入れてる』 『10/08火23:48 送信者:桜井遥 件名:no title 本文: 二度とやるな。』 『10/08火23:52 送信者:小宮湊 件名:no title 本文: 今の遥はそんな感じじゃないのか?(笑)』 『10/09水0:01 送信者:桜井遥 件名:no title 本文: 意味がわからない。』 『10/09水0:04 送信者:小宮湊 件名:ツンデレさん^^ 本文: 一番よくわかってるのは遥だと思ったけど?』 『10/09水0:15 送信者:桜井遥 件名:no title 本文: お前の妄想が心底気持ち悪い。』 『10/09水0:20 送信者:小宮湊 件名:ひどいなー 本文: 明日、朝早いからそろそろ寝るな。お休み^^』 『10/09水0:45 送信者:桜井遥 件名:no title 本文: どうせ寝れないくせに』 『10/09水0:48 送信者:小宮湊 件名:寝れるよー(笑) 本文: 今日は疲れたしね』 『10/09水1:12 送信者:桜井遥 件名:Re:寝れるよー(笑) 本文: さっさと寝ろ。』 『10/09水1:14 送信者:小宮湊 件名:そうだね 本文: それにしては遥、さっきからやたら返事遅いんだけど…もしかして俺を寝させまいとしてる? 先に寝られちゃうのが寂しいんだ?(笑)』 『10/09水1:15 送信者:桜井遥 件名:Re:そうだね 本文: 違う。 もう寝るから切る。』 『10/09水1:20 送信者:小宮湊 件名:今度こそお休み^^ 本文: 明日…じゃない、今日は昼くらいに帰るから。 愛してるよ(^0^)』 「………ふん」 メールの最後はいつもそう。好きだとか愛してるとか、馬鹿みたいに湊は送ってくる。人の気も知らないで。 (昼前には起きるか……) そうでないと湊が帰ってきてしまう。それは困る。彼の温もりに包まれて安眠しているところなんて、見られたら恥ずかしさでどうにかなってしまいそうだ。 (……お休み) 返事はしない。これもいつものこと。例えばこのメールを返して、その続きがなかったら嫌だから。湊から切られるのは、嫌だから。 妙に寝心地の良い布団にくるまり、遥はそっと目を閉じた。 *** メールが書きたかったのです。見てわかるように、遥は動揺すると誤字ります…(笑) ↑main ×
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