:: 昨日眠れなくて
2017.02.16 (Thu) 23:25

ごちゃごちゃ書いた思い出を投稿してみます。適正検査の思い出(´・ω・`)

適正検査とやらを思い出してみる。中学何年かまでは記憶していないが、進路に関わる試験故に一年生ではないだろう。就職サイトで気軽に行う性格分析のようなものだった。が、当時はそんなもの紙媒体しか存在しなかった(少なくとも私の周りでは)ため、しげしげと物珍しげに眺めながら質問に回答した。忘れた頃にレーダーチャート付きの診断書を返され、ああそういえば受けたっけ、と記憶の襞を探りながら結果を開く。適正職業の欄にエンジニアの五文字が踊っていた。はて、エンジニアとはなんだ。解説を読みながら、どうやら物を作る人らしいとわかる。はっきり言って落胆した。私の当時の夢(という書き方がちょっと嫌なので、将来なりたいもの、にしておく)は、中学か高校の教員であった。理由はそれまでの学校に対する価値観に関わるため割愛させてもらうが、要は学校という施設が好きだったのである。それなのにエンジニアときた。肝心の教員希望欄では「バイタリティーが足りない」などと気取った横文字で忠告される始末。成績なら言い訳のしようがあるが、性格はもはや完成間近といった頃合のため反論の余地がない。バイタリティー云々は現在でさえ全くもってその通りとしか言えない。が、こんな検査を今の今まで鮮明に覚えているのは間違いなくバイタリティーという単語の絶大なインパクトによるところが大きい。そして。大学を卒業し、知らんと貶したエンジニアに着々と近づいている今日この頃。

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