○case1、生徒会長

「まつ、の」
「あ? なにか用か、陸」
「・・・、・・・」
「目で語るな、口で言え」
「あ、・・・お、れ」
「・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・? おい?」
「俺・・・、にんし、ん・・・した、かも・・・」
「は、」
「、まつの、・・・うんだら、だめ、・・・か?」
「ううう、産んじゃだめじゃねえよ! じゃなくて! は!? はあ!?」
「・・・まつの、」
「陸の腹に子供!? は!? ちょっとまて、落ち着けおれ・・・は!?」
「・・・じょうだ、・・・」
「陸! おまえ、今度から芝生で寝るな! 腹を冷やすんじゃねえぞ!」
「・・・・・・(どうしよう)」

→混乱しすぎて収拾がつかなくなる上に、冗談だとわかった後も疑い続ける。


○case2、副会長
「陸、いいところに。・・・お腹でも痛いんですか?」
「副会長、か」
「更科、もしくは満と呼びなさい。満の方が嬉しいですけど」
「みつ、る?」
「・・・いいですね・・・。・・・じゃなくて、腹痛ですか?」
「・・・ちょっと、おなかが、いたくて・・・」
「保健室へは? 外で寝るから体が冷えたんでしょうね」
「ほけんしつ、・・・行った、ら・・・」
「ら?」
「・・・に、んしん、・・・してる、って」
「!?」
「、・・・」
「!!?」
「・・・、おれ・・・」
「と、とりあえず・・・。」
「とりあえ、ず?」
「陸のご両親に会いに行きましょう」

→結婚のご挨拶をする段階までもっていく。きっと盛装一式まできっちり揃える。


○case3、会計
「りーくーちゃん!」
「っ、!」
「あっ、ごめん! 勢いよく抱きつきすぎた!?」
「だ、いじょうぶ、・・・」
「本当に? ・・・お腹かばってるじゃん、お腹いたいの?」
「・・・じつは」
「うん? 保健室いく?」
「・・・妊娠して、て」
「・・・・・、だれか?」
「・・・お、れ・・・?」
「・・・・・・」
「・・・・・・?」
「・・・・・・、一週間前のアレのせい? それとも、13日前のアレ?」
「・・・」
「ああー、それともあのときの、・・・」
「・・・・・・(こいつ・・・)」
「時期的にあれかなあ、・・・いやでも、・・・」

→下ネタに走った挙句帰ってこない。


○case4、補佐
「「陸先輩っ!」」
「ふたり、とも・・・」
「ん? なにかあったの?」
「陸先輩元気なーい! どうしたの?」
「にんしん、し、た・・・」
「「どっちの子?」」
「・・・(まさかすぎる)」
「わかんないの?」
「調べてないの?」
「・・・あ、う・・・」
「んー、・・・調べに行く?」
「でもどっちの子でも陸先輩は二人のものだよ?」
「・・・・・・」
「じゃあいっか! あ、でも調べたいことあるー!」
「赤ちゃんの性別だよねー!」
「・・・・・・(嫌な予感しかしない)」
「ってことで」
「いこっか、陸先輩!」

→どこまで本気か謎。

エイプリルフール!




……………………
タローさま、リクエストありがとうございました!
エイプリルフールということで、リクエストにそえず一人ひとり書いた上に生徒会メンバーだけですいません・・・!管理人だけが楽しいものができてしまいました・・・!
大変遅くなりましたが、よろしかったら受け取ってやってくださいませ!

110415/ミケ


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