※2010年08月21日放送のアニリボ。
ようやく骸andフラン達が合流した回です。アニリボの収録に来たREBORNキャラという設定で会話がなされています。

つまりはドラマの撮影、みたいな。





-控え室-



「ねぇスクアーロ」

「あ゙?なんだ?」

「何故君は控え室にいる」

「…それは、」

「今週のREBORNにも出られなかったか。毎回毎回回想シーン使い回されて可哀想に」

「うるせぇ!!てめぇだって万年控えじゃねぇかぁ………あ。」

「はいはい、そうですよ私は万年控え室で出もしないのにヴァリアーの皆さんの暇つぶしの為に連れてこられてる非公式キャラですよ。このサイトで生まれて管理人にいつも無茶振りされて泣きそうなのにこれですかこの扱いですか有り得ませんマジでないわ……」

「…悪い」

「しんみりすんなこのドカスが!!逆に悲しいわ!」

「悪い」

「マジでしんみりしないで」

「そりゃあ無理だぁ」

「否定しろよお前そんなキャラじゃないだろ。くそーベル達に撮影合間にドリンク私に行くとか聞いてなかったよ何私テレビ局側の人間?もうADさん達の名前と顔覚えたし飲みに誘われたしヴァリアー退職して本腰こっちにしてやろーか」

「ボスに消されるぞ」

「この撮影でうまく事故死しないかな」

「あいつがそんなんで死ぬわけねーだろ」

「そりゃそうだ、あ。休憩時間だボス達帰って来るじゃんスクアーロ今のは内緒で」

「言ったら俺も一緒に消されそうだしな」



控え室の扉が開いてヴァリアーの面々が帰ってきました。



「おかえりー」

「うししっ、超スッキリしたー」

「何が?」

「ベルちゃんったらフランにカメラ回ってない間ずっとナイフ投げてたのよ」

「ほんっと陰湿ですよねー。ミーが相手じゃなきゃ死んでますしー」

「うるせぇ死ねよクソガエル。撮影中も投げるのシナリオにあったんだからいーだろ」

「帰ってきて早々これだからね何なんだろうね、もう嫌だ」

「何名前、鬱?」

「ぽいですねーまぁ仕方ないですよあれだけ堕王子にこき使われたらああなりますってー」

「いやフランにもパシられたから。何で撮影合間にスルメ食べたいとか駄々こねるの?ボスのおつまみから盗ってこいとか言われなきゃなんないの?お前実は中身オッサン?そのカエルの中にオッサン住んでるの?気持ち悪いからやめて」

「ししっ、だからカエル加齢臭がしてたのか、王子納得」

「なんでオッサン住んでる前提で話進んでんだよー意味わかんねー加齢臭は髭オヤジだろ」

「ムッ!俺か!」

「自覚あったのかよ」




ボスが遅れて入ってきた。




「あ、ボス!お疲れ様です。ベスターお預かりしましょうか?」

「カスにベスター預けられると思ってんのか」

「今の内に匣出しとかないとボス潰しちゃいますよいいんですか?ベスター中で潰れますよいいんですか?」

「…」

「ボス迷ってるじゃん」

「いや、ありゃあ答えは決まってるみたいだぜぇ」

「傷つけたら分かってんだろうな」

「承知の上です」

「名前ってある意味スゲーよな」

「あの暴れん坊のボスを言いくるめるのは楽じゃありませんからねー作戦隊長はその技術がないからいつもバイオレンス被害に遭うんですよ。少しは見習ったらどーですー?」

「ベルにナイフ投げられっぱなしのお前にだけは言われたくねぇ」




何故か骸が入ってきた。




「少し名前を借りてもよろしいでしょうか?」

「は?何このパイン。名前はヴァリアー専属だかんねお前等に貸す義務なんてねーの」

「ベル、私は物じゃないんだけど」

「そうですよ師匠ー。名前さんはヴァリアーのなんですからーついでに言うとミーの専属メイドですのでー」

「ベル、フランをサボテンにして」

「ししっ、りょーかい」

「名前は俺の飲み仲間だぁ」

「変なところで話に入り込んできたよアホのロン毛隊長」

「クフフ、少しでいいんです。クロームが名前と話したいそうなので…」

「行かせて下さい」

「切り替え早。」

「クロームちゃんが私を呼んでいる…ふぉおお!」

「何で興奮してんだよ意味わかんね」

「名前さんって実はそっち?」

「そんなまさか…オカマと同類だったのか?」


スクアーロが驚愕で目を見開いた。



「おい、何勝手に解釈してんだカス鮫。クロームちゃんは可愛いんだよ当然のリアクションだろ自重を知れ自重を」

「クフフ、流石ですね名前。クロームの可愛さを理解できるとは」

「当たり前だろ黙ってろパイン!」



名前のキックが骸の急所を直撃、床に倒れた。



「でも名前、スクアーロが自重知ってたらスペルビって苗字を変えなきゃいけなくなるわ!そんなの一々面倒くさいじゃない」

「うお゛ぉい!リアルに考えんなリアルに!」

「名前さん大丈夫ですかー」

「骸のリアルな感触気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い」

「うわー師匠の感触で##name_1#さんが壊れちゃったじゃないですかー。あ、今の表現エロかった」

「ベル、フランを」

「ししっ、サボテンにだろ?りょーかい」




フランがサボテンになって床に倒れた。似たもの同士だなこの師弟は。




「骸さま…」

「あ!クロームちゃん!」

「ごめんなさい、私が我儘なんか言ったから…」

「そんなことないよ!私はクロームちゃんに会いたかったんだよ!」



ひしっと抱き合う名前とクローム。赤くなるスクアーロ。何でお前が。



「名前ちゃーん。遊びに来たよー」

「げ、白蘭さん」

「今日こそは引き抜きに来たからねー僕と一緒にミルフィオーレに…」

「すいません遠慮します」

「もー、まだ全部言い終わってないのに。名前ちゃんってば慌てんぼさんだなあ」

「何処を見て言ってるんですか私の何処が慌てんぼなんですか」

「ふふ、内緒ー」

「それじゃ本末転倒じゃねぇか!!ウッゼ!!ウッゼ!!」

「なんか王子同情するわ」

「同情するなら変わってくれこのポジション」

「ししっ、ヤダ」

「何なんだよ…何なんだよ…」

「そう気落ちしないでくださーい。名前さんは非公式キャラですけど、このサイトじゃ比較的扱い良い方なんですよー?」

「まあそれは分かるけど…何故フランに諭されているの私」

「そう気落ちすんなぁ、お前は非公式キャラだが、俺はちゃんと見てっからよぉ」

「ど、どうしたスクアーロ。てか何そのフレーズ。なぜみんなそれを使う」

「カス鮫の無自覚発言出たじゃん、うししっ」

「ロン毛隊長マジ黙りやがれ」

「まあ気落ちすんなって。名前は非公式キャラだけど、王子の王女にしてやっからさ」

「だからぁああぁあ!!なんでフレーズがシリーズ化してんのぉおお」

「フン、調子扱いてんじゃねえぞカス共が」

「ぼ、ボス!」

「名前を孕ませるのは俺だ。喩え非公式キャラだろうと俺が養っていってやる」

「ボスまでフレーズのシリーズ化あああ!てか孕ませるとか何処から話が飛躍してきたの!?びっくりしすぎて顎はずれそうになったわ!」

「何言ってんのXANXUSクン?名前ちゃんは非公式キャラだけど僕の性奴隷…」

「やっぱり転職しよう」



昔の引っ張り出してきた
20110726 杏里


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