(5/28)ついろぐ・豪風



啄めば同じように返してくれるその行動が嬉しい。頭を撫で、耳を撫で、そのまま首筋を撫でて顔を埋める。流れ落ちる汗を舐め取ると、擽ったそうに風丸が身を捩った。吐息がかかる近い距離で、くちゅりと水音が響き渡る。一連の行動を真似て、風丸が耳たぶを舐めたのだ。興奮する。それ以上に、愛しさが勝った。


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