さんじゅう NG集
OKシーン
「……さっきからうっさいねん。目障りや。家の近くで待ち伏せてストーカーか。きしょいわ」
『…っ、』
「……さっさと消えろ」
NGシーン
「……さっきからうっさいねん。目障りや。家の、家の前で、ま、待ち伏せ、て、ス、ストーカー、か、き、きっ、きしょ、きしょいわ…、」
『……』
「さっ、さ、さ、き、きえ、」
『………』
「あか〜〜〜〜ん!!!言えへん!!演技でも言えへんわ!!!」
『…………』
OKシーン
『………誕生日、だから、』
「……」
差し出された紙袋は綺麗にラッピングされていてプレゼントの様だった。
「……」
『……』
「……きもいわ」
『……っ、』
NGシーン
『……誕生日、だから、』
「………」
『……え?なんで受け取ってんの!?』
「……これ中身なんや」
『無表情だけど興味津々なのバレてるよ!?』
「………これ後でくれるんやろな?今は要らんフリするから後でちゃんと渡せよな?」
『どんだけ欲しいの!!!』
OKシーン
「……きもいわ」
『……っ、』
侑はバシりと紙袋を手で払い除けると、プレゼントは勢い良く吹き飛んで壁にぶつかりグシャリと音を立てて地面に転げ落ちた。
NGシーン
「……きもいわ」
『………』
「……」
『………いや、あの、早くこれ飛ばして?』
「……」
『いやいや!ちょっと!なんで手で持ってゆっくり地面に置いてんの!?手で払い退けてよ!』
「そんな事したらプレゼントがぐちゃぐちゃになるやろ!!」
『そういうシーン!!!!!』
OKシーン
名前が驚いて目を見開いてプレゼントを目で追うと侑は名前の胸ぐらを掴み上げて壁に押し付ける。
『ごほっ、』
「……」
背中に衝撃を受けて咳き込むと侑が眉を寄せる。
NGシーン
名前が驚いて目を見開いてプレゼントを目で追うと侑は名前の胸ぐらを掴み上げて壁に押し付ける。
『い゛っ、ごほっ、』
「……」
『………侑?……えっ!?顔青いけど大丈夫!?』
「あっ、あかんわ…、名前に暴力振ってもうた…、もう俺はダメや…、」
『いや!そういうシナリオ!大丈夫だから!』
「名前、い、痛がっとった…、」
『ちょ、ちょっと!泣き始めないで!?』
ONシーン
「殺したい程憎んどるだけや」
侑の瞳には憎しみが込められていて名前は目を見開く。侑の瞳には名前が映っていてポロポロと情けなく涙を流していた。
侑はゆっくりと足を退けると1度も振り返らずにその場を去っていった。
NGシーン
「殺したい程憎んどるだけや」
侑の瞳には憎しみが込められていて名前は目を見開く。侑の瞳には名前が映っていてポロポロと情けなく涙を流していた。
侑はゆっくりと足を退けると1度も振り返らずにその場を去っていった。
「……」
『………』
「……」
『……静かにサラッとプレゼントを持って帰るな!!』
「だって欲しいんやもん!!!!!」
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