「や、離して!」


「や、じゃないの。手どけろ」


「だめだめだめ!…離してえ」


「だめ、じゃない。どんだけ我慢したと思ってんだよ」


「でもでも、」


「でも、じゃないの。」



今日はいつも以上に抵抗するここな(いつか猥褻罪で突き出されそう)


「なに?何でだめなの」


「だってだって、だってさ、」

んな、泣きそうなして。
そんなに嫌だったか?


「……なんだよ」


「……エド、浮気したもん」


「……は?」


何を言ってるんですか、ここなさん


「私、見たんだよ」


「なに言ってんの、お前」


「きのう、長い髪の女の子の家に、一緒に入って行くとこ見たんだから」


きのう……、ああ!

「ぷはっ!くくっ」


「な、なんで笑うの!」


「そいつ、ただの幼なじみ」


「……え?」


「オレが好きなのは、ここなだけ」




潤んだ目尻に唇を落として。そのまま、てのひらはシャツの中へ


まるく柔らかい胸を下着の上から撫でた


「胸、でかくなった?」


「しらな…ぁ、」


「あんなに、貧乳だったのになー。」


いつのまにか解放された胸をてのひらで包む。


「ぁッ、ん」


うまそうなぴんくの頬にキス。そのまま唇を鬱ぐ。


「んぅ……はっ、あ」


絡まり合う舌で確かめ合うようにすきをいっぱい伝えて。


「…ッ……えど、」


白い首筋に顔を埋めて強く吸い上げ、舌を這わすと肩が小さく跳ねた。


「ひゃッ…ぁ、」


「その声、すっげそそる」


綺麗な脚に手を這わしゆるゆると上に移動させると、厭らしい音を立ててオレの手を濡らした。


「あ…ん、…は」


ここなの甘い吐息に頭をくらくらさせて。



「ここな、めちゃめちゃ好き」



ベルトを弛ませて、ゆっくりと腰を沈めた







「ひゃあッん!…えど、ゴム、は?」


一際高い声。細い腕がオレの首に絡まりついて


「責任、取るし。くっ、」

ゴムなんて必要ない。

できたら、責任取るし、土下座もする(ここなの父ちゃん恐えーし)



幸せにする自信


「ずっと、一緒な」


あるから。



「…ぁん、はッ……ぁ」


奥までぜんぶ、ぜんぶ

オレのだから、



「ここ、だろ?」


「ゃあ、んぁ……ゃ」



そーいえば、ここ学校だ。

見つかったら殴られる(まじでこいつの親父おっかねー)。


「んな、締め付けんな!」


やばい、限界かも。


「えど、んぁ…はッぁ、…ぁぁ―…」


ここなの甘い声とともに欲を吐き出した。




「えど、だいすき―…」


「オレのがすきだよ」



手をつなぎたいのも

キスしたいのも

せっくすしたいのも

ぜんぶ、ぜんぶここなだけ。



できるなら、ずっと繋がっていたいくらい(かなり幸せ)


浮気なんか、する余裕ないくらいにここなで頭がいっぱいなんだ。


「エド、授業!」


「うわ、忘れてた」


「早く行かないと!」


「ちょ、待て。ここな!」


「なに、」


「腰、大丈夫?」


「………、大丈夫だよ?」


「なんだ、久しぶりだから心配した」


「そんな事より早く!」


まてまて、オレこのまま行ったら公然猥褻で捕まるし。

ここなも太ももにいろいろ付いてるし。


「お前!、腿についてるぞ」



次の授業は保健体育。

あのエロ教師、##NAME1##ばっか当てるし、ちらちら厭らしい目で見やがって。


まあ、このまま2人で授業に遅れていけば少しは分かるだろう。


「エドー!はやくー」


「はいはい、」






追いかけた、後ろ姿は太陽の光があたって眩しかった。






君は太陽







−fin−







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