馴染みのバー






片思いの君







馴染みのバーテンダー








アルコール濃度は






カラフルな甘いカクテルに隠れて







君を酔わせるのなんて容易い







あとは君の身体だけで










      完璧。







馴染みのバーで仕掛けよう











「……綺麗なお店だね」




マイリンの方が綺麗だよ

何て、どっかの誰かさんみたいなキザなことは言えない




あいつとあいつの有能な副官との披露宴後のパーティーを2人で抜け出して夜道をカップルのように歩けば、いつの間にか馴染みのバー





マイリンを連れてくるのは初めてだ


それは、ここで仕掛けようと決めていたから



スカーフを取れば露出の多いパーティードレスに身を包んだマイリンの妖艶な白い穢れのない肌が露になるだろう



ああ、待ち遠しい



マイリンのそれを乱れさせる様が



カウンターの席に座りマイリンを隣に座らせれば、あまり このような場所に慣れてないのかキョロキョロするのも又可愛らしい



マスターに密かに目で合図をすれば色鮮やかなカクテルが綺麗なグラスに注ぎ込まれる



「わあ………、綺麗!」



無邪気に笑う君の純粋すぎる笑顔



「ジュースみたいに甘いからマイリンにも呑めるだろ?」



今更ながら自分を卑怯だと思った




「……乾杯」



お互いのグラスを重ねる






1杯目は一気に飲み干す




マスターは、上手いな



こんだけ甘かったら

アルコールどんだけ入っててもわかんねーや





ああ、俺の勝だ………














マイリンは酒に弱いからすぐに酔い潰れた









「エドお〜、……ふわふわするー」





「じっとしてろよ!暴れたら落ちるぞ」






マイリンは今、俺におぶられている




マイリンの身体が俺の背中に当たって、今の状況はかなり、おいしい






「とりあえず、俺の家で休め」




「大丈夫らよお!…一人で帰れりゅおー」




どこが大丈夫なんだよ







まあ、俺のせいだけど






「だいじょーぶらってばあー」



「おいっ!!…うわっ」




「ほらあ、一人でありゅけりゅよーお」




「はいはい、じゃあ、歩いて付いてこい」





「はあーい」





フラフラしながら俺に付いてくるマイリンは無邪気で子供のようだ






ヤバイ…………





限界かも









「エドぉ…早く鍵開けてよお」





扉の前で酔いが少し覚めたのか少しはまともになったマイリンの思考に何だか安心しながら扉を開ければ





ヒールを脱ぐため腰を曲げるマイリンの太ももがスカートから覗けられ






「えっ!?エド…?  きゃっ」





「ごめん、抱かせて?」







「………え?」






無理やりにでも襲うけどね







まだ、ふらつくマイリンを抱えてベットに引き釣り込み馬乗りになる






乱れた髪が色っぽい






やべっ、限界






柔らかいマイリンの唇に俺の唇を重ねる





「…んっ……んぅ、」





絡まり合う舌が心地よい



唇を離せばいつの間にか裸に脱がせたマイリンの豊かな胸に顔を埋める





「やぁっ…んッ!!……やあ」



弱々しく抵抗するマイリンに更に興奮する




「ああっ!!……エ、ドお…」




「マイリン、好きだ」




「あっあっ…ん、私も好、きだよ……」







やべえ………



マイリンが俺のこと


好き、だって





まじでクる、今日寝かせねえ自信ある





「エド、…エ、ド……ひゃんっ!…そこダメ、あっ」




「ダメじゃないだろ?こんなに濡れて」




「…やあ、ダメえ……ぁっ…はや、く…キて……」




マイリンの細い腰を両手で支えて一気に突き上げる




「ああっんっ!!……あっ」





「……マイリン、愛してる」





「エド、わた…しも……愛してるよ…、あっ」










長い片思いが終わった








いま、まさに







俺に抱かれて妖艶なマイリンがいる






何度も強請るから、その夜は明けるまで激しく







「やべっ、中に……出して、もいい?」





「………あっ、やん…、キて」





最奧部へ突き上げ中に植え付けた













「俺、##NAME1##に似た女の子がいいな」



「私はエド似た男の子がいい!」





馴染みのBERに感謝せよ、



fin











人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -