"ちゃんと"とはなにか

2013/10/07 20:03

今日から日記をちゃんと書くことにします


私は昨年辺りまで風呂というものがあまり好きではありませんでした

「なぜ?そんなにくっせぇのに。つーかマジで風呂入れよ、マジで!いや、嫌みじゃなくて。ほんとに!ホント!!お願いしますから!」
と聞かれても、答える言葉はなく

強いていえば、愛の反語が憎しみではなく無関心であるように
特に好きな理由がないことが、私が風呂嫌いである理由でした

しかし、今年に入って
私はあることに気づいたのです

これは本来なら
世界的科学雑誌.サイエ.ンスなどに投稿すべき発見なのですが
皆様には日々お世話になっている御恩があるので
どこよりも先にお伝えしようと思います

その発見とは、



風呂に浸かると、シャワーだけより疲れがとれる!



この発見をした日を境に、
私は風呂好きとなり、今では入浴剤を集めるのが
趣味となりつつあります


そうです。入浴剤
ここからが本題です

阿部くんほど日本の名湯巡り的な入浴剤が
似合う男はいませんね

榛名はラッシュ。風呂上がりははちみつの香り
お姉ちゃんいるし

でも、阿部くんは
女向けの香りの強い製品に対する理解が一切無いだろう
(それでいて、ガッ.キーの体臭は石鹸の香りだと信じている)から
風呂上がりの榛名に「臭い臭い」って、猫の前でミカン食べたときみたいな顔する

でも、その嫌そ〜な顔が榛名の琴線に触れて、
はちみつプレイを強要されることとなるのです

ペッティングしてすっかり出来上がったところに
ローションがわりと称してはちみつぶっかけられるのです

今さら、やめられるわけもなく
阿部くんは「食い物を粗末にするなんて最低だ」
と言いながら、おとなしく全身舐められるのです

私の頭の中にあるイメージでは
阿部くんは手を縛られてます
なぜだ

それ以来、阿部くんははちみつの匂いを嗅ぐと
ちょっとえっちな気分になってしまい

そんな自分への嫌悪感も加わって、
風呂上がりの榛名を以前にも増して邪険に扱うようになるのでした

おわり


昼間から私は何を考えているんだろう



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