ナルト視点(※R18・鬼畜・カブナル)
「んッ…はあぁぁぁ…」
もう何日、犯され続けているか、判らない。
ここは洞窟のような粗末な場所。
十畳ほどの空間にあるのは、病院の白いベッドと、トイレとシャワー。
勿論、隔てるものなんて何もなく、今日日、刑務所だってもっと良い場所だろう。
俺の両腕は頭の上で白いベッドの手摺りに手錠で繋がれ、両足は膝をM字に曲げる形で固定されている。
身につけているものはなにもなく、仰向けでただ天井を見上げる。
何日もこの体勢でいることが殆どだった。
例え、用足しのためこれを外されても、俺の体は自分の意志に従っては動かない。
歩けるし、声だって出る。
けれど、強力な催眠にかかったように、ただ奴の言葉に従う人形。
強力な薬と術を使われたことは明白だった。
それならばこんな拘束は必要ないだろうに、単にヤツの趣味ってことか。
例えイク瞬間を狙われたとはいえ、油断した自分に反吐が出る。
「…あっ…ん…」
ケツに突っ込まれたおもちゃと、毎日与えられる媚薬によって、俺は一人で喘ぎ続けていた。
イキすぎて、勃起だってもうしない。
これはもう、快感という名の拷問だった。
善良な人間ならばとっくに狂っていただろう―――
「今日のおもちゃはどうですか?昨日より更に太いのにしてみたんですよ?」
俺は声のする方に視線を向けなかった。
カブトは、時々現れては、俺を犯し、自分が居ないときでも俺の体を休めないように、あらゆる手段を用いて陵辱の限りを尽くしていた。
それでも、俺は一言も奴に言葉を返したことはない。
それが更に、あいつを苛つかせていると知っていても。
「つれない人だ…一言、僕に愛していると言ってくれれば、もっと優しく抱いて差し上げるのに…」
犯ることには変わりねーのかよ。
と思ったが、俺はただ歯を食いしばって、声をかみ殺した。
喘ぎ声すら、聞かせてやんねーよ。
「らしくないですね…以前はあんなに甘い毒を吐いていた貴方が…いつからそんなプライドを持ったんですか?」
…プライド?
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