02




それから数日後、サスケは里を去った。

重傷を負った俺は、木の葉病院で療養中。

傷の治りは早いから、明日にも退院かな、とベッドから星を眺めて思っていたら、音も無く現れた来訪者。

姿は見えないけど、気配でバレバレ。

「なぁに?せんせ…」

枕に抱きつくように俯せになって、俺は声をかけた。

すると、背中に覆い被さる質量。

それでも俺は、枕に顔を埋めて、知らないフリをする。

「けしかけたでしょ。悪い子だね」

「誰を?誰が?」

くすくす笑って、俺は知らないフリ。

すると、顔を上向かせられた。

俺の視界に入ったのは、銀髪の、片目に傷がある美丈夫。

「お前に溺れた憐れな男を、金髪の小悪魔が…」

そう言いながら、カカシ先生は俺に口づけた。

進入する舌を俺は受け入れる。

「んっ…はぁ…先生…きて?」

首に手を回して、上目遣いで誘うと、先生はベストを脱ぎ捨てながら、ベッドに膝を乗せた。

「傷の具合はいーの?」

「…先生が確認して診てよ…俺のからだ…」

カカシ先生は、俺の寝間着を左右に開き、胸に吸い付いてくる。

自然に漏れるのは、甘い声。

「お前のここは、厭らしい音ばっかり出すね」と言って、口の中に、指が突っ込まれる。

俺はその指を、フェラするように舌先で舐めた。

先生は、段々胸から下腹部へ、愛撫を移していく。

既に起ち上がりかけている其処に、寝間着の上からキスされた。

「先生の意地悪…」

「淫乱な子にはお仕置きだよ…」

俺は笑って先生を押しやり、ズボンのチャックに手を掛けた。

そうして、先生自身を取り出して、舐める。

忽ち完立ちになるソレを、ゆっくり、ゆっくり味わうように。

「…くっ…」

漏れる声を聞いて、俺は舐めるのを止めて、口から出す。

「お仕置きってこうやるの?」

俺ははだけた寝間着のまま少し体を離して、笑いながら先生を眺める。

すると、彼は無言で、俺に覆い被さり、両足を自分の鍛えられた肩に乗せ、秘部に指を突っ込んだ。

「ひゃんっ!痛いよ…先生…」

「すぐ良くなるだろ?お前はここを弄られるのが、大好きだもんね…ナルト」

「うん好き…先生の…早く欲しい…」

体を浮かせて、耳元にそう囁くと、既に元気だった先生自身は、俺の腹でどくんと跳ねた。




深夜の病室に響くのは、淫猥な、肌と肌とを打ち付ける音。

「あんっ…!先生…イッちゃう…」

「俺も限界…中で出すよ?」

「やだっ…ダメ…あんっ!」

「何がダメなの?ナルト好きでしょ、俺の精液…」

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