MEMO


2014.03.28追記

 マキナはその性格上、ぐだぐだ罪の意識に苛まれていそう(それも無理からぬことなのでしょうが)……と、前回はその様子を書かせていただきましたが、レムはまたちょっと違った考えをしてたんじゃないかと思ってあんな感じになりました。
 自分はどうなってもいいから、なんてマキナが考えてることはレムにはお見通しで、そんなことされてもちっとも嬉しくない、とレムが思うのも当たり前かな、と。戦争で死ぬかも知れないということとは別にして、彼女は誰よりも死に近い場所にいたわけで、それを受け入れることも当然誰よりも早くて。だから、マキナを失ってしまうこと以外、何も恐れていなかったんだと思います。それゆえ、生に対する執着はあまりなかったんじゃないかと。
 たった一人、生き返ることを望まないレムは、死してなおマキナと共に在ることを選びたかったんじゃなかろうか。もしかしたらマキナだって生き返るかも知れない、と思わなかったのは、やはりルシになってしまったということを鑑みてのことだったんだと思います。一種のあきらめ、とでも申しましょうか。使命を果たしたルシは、クリスタルにその姿を変える。その摂理を、ルシの輝石という形で何度も目にしていたでしょうから。
 それはそれとして受け入れるけれども、他にもっとやるべきことがある、と考えたのは、レムだからこそ、だったと思うのです。贖罪のつもりで、0組のみんなに力を託そうと。それがあったからこそ、0組はラスボスを倒せたし、その恩返しのつもりでアレシアに願ったんだと思います。マキナとレムに、自分たちの守った世界を受け継いでもらうということを。
 いまさらですが、自分でも若干引きそうになる妄想具合ですね……。まぁ、本当に今さらなので、このまま最後まで妄想全開で行きたいと思います。おつき合いいただける皆様、これからもよろしくお願いいたします。

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