2014/12/17

※えろくないよ




「あっ…鬼灯さまっ、」

「そんな物欲しそうな声出して…いやらしい」

「い、いじわるしないでください…」

「人の事情もお構いなしに喚き散らす貴女が悪いんですよ」

「っ…だって…」

「言い訳はけっこうです。…そんなに欲しけりゃくれてやりますよ」

「あ…だめっそんないっぱい入らな、…んっ」

「…零しちゃだめでしょう?何やってるんですか」

「ごめっ…なさ、」

「ほら、もっと口開けて」

「んぅ…!」




鬼「…って感じで、灯油ストーブに彼女のボイスを実装すべきだと思うんです」

白「燃料が無くなる度に可愛くおねだりするあの子…たまんないね」

鬼「そうすればこのクソ寒い時にわざわざ燃料入れる作業も苦じゃなくなるでしょう」

白「思いついたのがお前ってのが気に入らないけど、これは認めざるを得ないな。……っていうかお前灯油くさいんだけど」

鬼「盛大に零してしまいましたからね…彼女が」

夢主「私じゃねーよ」





灯油入れ替えようとして玄関いっぱいに零したのはいい思い出。





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