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おまけ
「オメーらの惚気甘すぎで吐きそうになったんだけど。カレーに追いカレーしてるみたいな胸焼けなんだけどなんなん」
真島から報告が行ったようで、翌日アニキから昨日の事を聞かれたのでありのままを話したらこれだ。
目の前には真島とアニキがいる。
真島はアニキをクレーム処理係にすんじゃねぇよ。俺に直接言え。
「光信さん。これのオチ聞いて失神しねぇで下さいよ。」
「なにこれまだ続きあんの」
真島はいつもの意地悪そうな顔をして言った。
こいつ絶対面白がってんだろ。
「これ週2位の頻度で発生してます。」
「は?怖すぎんだけど。そりゃあここまでくれば鳳仙の生徒も挨拶するわ……センコーも諦めたような顔するわ」
「むしろ今まで気付いてなかった光信さんの無関心さに感服なんすけど」
「それは俺に対しての暴言かオメー」
「ちげーっすよ」
「とりあえず光義。名前ちゃんのことちゃんと見とけよ。」
「あ。名前今日も来るってよ。昨日言ったことちゃんと守ってんな」
今日は事前にメールが来た事を2人に報告すると、
「そーいう事じゃね〜〜んだよな〜〜〜〜!!!!!もうこいつら嫌」
と、アニキが頭を抱え始めた。
そんなアニキを横目に、名前を迎えに行くべく校門へと足を進めるのだった。
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