マジカル★日々也たん!@*

マジ★サイと同設定。
魔女っ子日々也はサイケの妹

デリ日々
みさくら注意

……………………………………


魔法界で指折りの名家、折原 。 そんな折原一族の娘達は厳格に育てられ過ぎて家出した長女、そんな長女の二の舞にならないようにとのほほんと育てられ世間知らずな次女。そして上の二人の二の舞にならないようにと一番まっとうな育ち方をした末の妹からなる三姉妹である。

今回はそんな末っ子、15歳の魔女っ子日々也のお話である。





マジカル★日々也たん!




「あの…わたし、用があるんで。」

「何の用事〜?俺達待つからさ〜」

「可愛いねぇ、人間界の見学?俺たち先輩だから案内してあげるよ。」

姉に会いに長期休みを利用して魔法界からはるばる人間界へとやってきた日々也。初めての人間界で道に迷いオロオロとしていれば、いかにも軽そうな男達のしつこいナンパに合ってしまった。


「スミマセン、急いでるんで。」
とりあえず、日々也はさっさとその場から逃げようとするが…


「まぁまぁ堅いこといわないで」
がっしりと手首を捕まれた。


急に手首を捕まれた日々也は驚いて直ぐ様手を振り払う。その反動で身体がフラりとよろめきさらには履いていた靴の片方のヒールがポキリと折れそのまま尻もちをついてしまった。


「あちゃー大丈夫。」

声をかけるナンパ男達はニヤニヤと笑いながら日々也に手をのばそうとする。


(もうやだぁ……)

魔法界では女子校に通っておりさらに内気な日々也は男子と関わったことも、まともに話したこともなく、全く男慣れしていない。むしろ苦手なくらいだ。見知らぬ土地で年上の、しかも複数の男に囲まれ、不安と恐怖で日々也の瞳に涙がたまり直ぐ様ポロポロと零れ落ちた。

日々也に手を伸ばした男達、しかし、触れる手前でピシャァッンっと走った雷撃によってその場に沈むことになった。


「ふぇ……?」

「ったく、女への接し方のなってない奴らだなぁ。」

「ぐえっ…!」

「女性は優しく、甘く、丁寧にエスコートしてやるのが男だろ?」

ぽかんとする日々也の前に現れたのは金髪にピンクのストライプシャツに白いスーツのいわゆるイケメンと言われる類に分類される男。電撃で日々也の周りの男達を沈めたらしい男はのびている奴らを足蹴にぶつぶつと説教じみたことを言う。

げしげしと数発蹴りを入れると満足したらしい。尻持ちをついたままの日々也の前に方膝をついて目線を合わせるとニッコリ微笑んでハンカチを差し出した。

「ケガはないかい、お姫様。」

男の一連の動作があまりにも自然でそれでいてナンパを蹴散らす様はヒーロー、ハンカチを差し出す姿は王子様かナイトのようで日々也がポッと頬を染める。


「あ…えと、ありがとうございます…」

受け取ったハンカチで涙を拭い、再びありがとうございましたと日々也が言おうとすればそれよりも早く男が日々也の折れたヒールを自分のスーツのポケットにしまい込み、失礼。と一言声をかけると軽々と日々也を抱き上げた。所謂お姫様抱っこである。


「ひゃっ……え!?」

「靴、そのままじゃ歩けないだろ。ちょっと我慢してくれよ。」

「は、はい……」

(は、恥ずかしい……)


男は日々也を抱えたままスタスタと歩いていく。

男慣れしていない日々也のすぐ近くには男の端整な顔があって、更にお姫様抱っこされているという状況に日々也は借りてきた猫のようにおとなしくするしかなかったのだった。

この時、日々也の頭の中には折れたヒールでは確かに歩けないが魔法で飛んで移動することができるということはすっかり飛んでいたのだった。




*****


「ほら、とりあえずこれで大丈夫だろ。」

男の自宅らしき場所へと連れられた日々也はリビングのやわらかなソファーに腰を降ろし、差し出された紅茶を飲んでいた。そこへ日々也のはいていた白い靴を持った男が戻ってきた。魔法界製の接着剤でくっつけたからとヒール部分を日々也に確認させるとそれを玄関へと置きに行き直ぐにまたリビングへと戻ってきた。

「あの…、ありがとうございます。」

「どういたしまして。」

日々也の隣に腰を降ろした男は、カップを降ろした日々也の右手をそっと取り指先に軽く口付けた。突然の出来事に日々也の頬が薄らと赤く染まる。

「俺の名前はデリック。18な。お姫様はなんて名前だ?みたところ17以上の修行魔女っこには見えねぇけど。」

「日々也です。えっと、15歳です。魔法学校が今長期休みだから人間界に……」

「あー…なるほど。」

デリックが日々也の華奢な手を指と指を絡めるようにしてぎゅっと握り込めば日々也はピクリと震え恥ずかしそうに視線をそらした。あきらかに男慣れしていない日々也の態度が可愛らしくデリックは握っていない方の手で日々也の頬をそっと撫でた。おずおずと上目遣いにデリックを見上げる日々也にデリックは優しく笑いかければ日々也も安心したのかふわりと恥ずかしそうに笑みを浮かべた。


「人間界についてなんか注意受けなかったのか?」

「ううん。何も…姉様がいるから大丈夫だろうって…。」

きょとんとした顔をする日々也。
「基本的に人間界にいるのは17歳以上の魔法使いと魔女っこだろ。魔女っこは焦らなくても20までに自然と結婚相手が見つかるけど魔法使いはそうじゃねぇんだよ。魔法界は圧倒的に女より男の方が多いからな、魔法使いは嫁探しに必死なんだよ。見境無く女に襲い掛かるような馬鹿も当然いる。さらに修行中の未成年魔女っこは不妊の魔法がかかってるから強姦なんかも少なくはないんだよ。だから人間界を出歩く時は十分注意しろよ。」

「…人間界って怖い。」

「親切そうなやつでもホイホイついてくなよ。まぁ、今の状況じゃちと説得力にかけるかもしんねぇけど……」

日々也を連れ込んじまってるしな…と苦笑いするデリック。

「デリックは優しい人だから大丈夫だよ。助けてくれた上に靴も直してくれたし、美味しいお茶まで…」

「日々也じゃなかったらここまで親切にしねぇよ。それに…下心満載だぜ?」

ニヤリと笑って、嫌だったら拒否しろよ…とデリックは日々也に顔を近付ける。

ゆっくりと近づいてくるデリックに日々也は身体を硬直させる。心臓はバクバクと激しく鼓動しているのに身体は全く動かない。デリックの唇が数センチという距離まで近づいたところでデリックの動きが止まり確認するかのように日々也をじっと見つめた。視線が交わりデリックの真剣な瞳に日々也はキュンと胸が熱くなるのを感じた。その先を肯定するように日々也がそっと瞼を閉じればデリックの唇が日々也の唇にやわらかく重なった。

ほんの数秒だけ重なった唇をゆっくりと離せば伏し目がちな日々也が頬を赤らめながら恥ずかしそうに、ファーストキス…とつぶやいた。

うぶな反応を示す日々也に沸き上がる愛しさ。デリックが今度は瞼にちゅ、と軽く唇を落として日々也と向き合う。

「日々也、可愛い。好きだ…一目惚れなんだ。」

「デリック……。あのね、わたしデリックといるとすごくドキドキして胸がキュンってするの…こんな気持ち初めてなの。デリックに好きって言われて凄く嬉しい…。わたしも………好き。」

日々也が顔を上げれば今度はどちらともなくすいこまれるように互いの唇を重ねた。


「っん……は、ふ…」

「おいで、日々也。」

「うん……」

軽い口付けを重ねながらデリックは日々也の腕を自分の首に回すと器用に日々也の華奢な身体を自分の膝の上に横向きに座らせた。口内に舌を差し入れ舌を絡めとれば日々也はどう反応すればいいのか分からないらしく、デリックにしがみついてプルプルと震えていた。そんな日々也に構わずデリックは日々也の口内を蹂躙する。

「ん…ぁ、ふ……っ!?」

デリックからのキスだけでいっぱいいっぱいな日々也。デリックの左手がタイツ越しに内股をなぞりあげたかと思えば、そのまま秘所を覆うように触れていてたまらず日々也がデリックの肩を押し唇を離した。

「や、そんなとこ…」

「触られるの初めて?」

薄いタイツと下着越しにやんわりと秘所を揉めばデリックのシャツをぎゅっと掴んだ日々也がコクりとうなずく。

「処女か…。大丈夫だ今日は最後まではしない。気持ちイイことしかしないから、な?」

「う、ん…」

「ちょっとずつな。」

不安そうな日々也を諭すように語り掛けてデリックは日々也のタイツと下着を膝辺りまで脱がす。そしてペロリと自分の指を舐めると日々也の肉芽にそっと触れる。

「とりあえず処女ならここだな。クリトリス。」

「くりと……?」

「クリトリス知らねぇ?陰核って言えば分かるか?」

人差し指指で包皮を向き中指で露出した肉芽をつつき、『ココだ。』と示すデリック

「やっ、ア…」

「ほら、気持ちいいだろ。」

「ア…、んぅ…や、でりっくぅっ。」

爪先までじぃんと痺れるような感覚に日々也が身を縮まらせるように身動ぐ。

「んっ、ん…ァッ、ぅ…。」

「日々也、可愛いよ。」

くりくりと肉芽を擦られ、日々也はうっすら涙を浮かべ、初めての快感に耐える。デリックは緩やかな一定のペースで肉芽を刺激し、日々也の強ばっていた身体からだんだをと力が抜けしがみつくというよりは寄りかかるようになる様を観察する。

「日々也気持ち良かったか?」

「ん……。」

しなだれかかった日々也を確認するとデリックは肉芽を弄ることをやめ割れ目に指を這わせる。

「マンコ濡れてるぜ。」

「え!?あ…やっ。」

「ヌルヌルだな。」

「ひゃ……っん。」

濡れた秘部をにゅるにゅると指で往復し日々也に意識させてからデリックはつぷりと日々也の膣内に指を差し入れた。

「ィっ…!?…ん、ア、ゆびっ!?」

「ああ、日々也ちゃんの処女マンコに俺の指入っちまったな。」
「ひぁっ…」

「ちょっとクリ弄られただけでマンコこんなに濡らして日々也は敏感だな。」

「やぁんっ、…や、エッチなこと言わないで?」

クチクチと内部を指で弄られさらには、言葉で責め立てられ日々也は羞恥からきゅっと瞳を閉じる。
「ダーメ。事実だろ?」

「あ、アンっ…!」

一本だった指をさらに一本増やせば多少キツいものの日々也の膣内はデリックの指を受け入れきゅうきゅうと絡み付く。

「処女なのにマンコひくひくさせてこんなにマン汁漏らして…。」
「あっ…あ、ヤァっ、はずかしっ…からぁっ、も、言わないでぇ?」

「駄目だ。日々也も言ってみろよ。ほら、今俺がどこ触ってるか。言葉にしたらきっとキモチイイぜ?恥ずかしくていいんだ。日々也がエッチなこというとこ見せてくれよ?」

もっと気持ち良くしてやるから…とデリックが悪魔の囁きのように日々也の耳元に直接吹き込む。日々也の返事を待つかのようにデリックが指を動かすのをやめれば涙で濡れた瞳で日々也がおずおずとデリックを見上げる。デリックが無言で頷けば、言わねばこのままだと日々也も理解したのか、あ…う…と短く言葉をもらした。


「日々也ちゃん。もっかい聞くぜ?今俺にどこ触られてるんだっけ?」

デリックがくちゅりとわざと音をたてて指を動かす。


「っ、………コ。」

「聞こえないぜ。」

「〜〜〜っ、お、おまん、こ。」

「そう、そう。偉い偉い。」






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