デュラレンジャー@

★戦隊パロ★

ネブラ辺りから池袋の平和を守るデュラレンジャー(笑)

赤→帝人
黄色→正臣
ピンク→杏里

新羅や波江さんは指令部。臨也が指令部の情報収集担当みたいな感じ。シズちゃんは指令部と交流はあるけど池袋で普通に取り立て。
うざや注意。

変身するけどどちらかというとコスチューム的顔が丸見えおっしゃれーな変身で(笑)巨大ロボとかは出てこない…はず



…デュラレンジャー★………………


「やあ、三人ともお疲れさま。今日も君達のお陰で池袋の平和は守られたよ!」

両手をばっと広げてほほえむのは指令部の新羅。
その近くでは波江が黙々と仕事をしている。


「あの、敵は倒しましたけどセルティさんの首については何も…」
「すみません」

申し訳なさそうに帝人と杏里がつぶやく。

「したっぱみたいでしたよ。」

割とケロッとしているのは三人のムードメイカーの正臣。


この三人はデュラレンジャーとして池袋の平和を守りつつ、セルティという名の妖精の奪われた首を探していた。


高校生の身で有ながらの戦い。日に日に強くなる敵と増えていく敵に三人はうんざりしていた。



「5〜6年前に居たっていう他のレンジャーはまだ見つからないんっすか?」

てかあの人本当に探してるんすかねーと嫌みたっぷりに正臣が呟くとその場にいた全員が苦笑いを浮かべた。


「正臣くんてば酷いなぁ〜。この無敵で素敵な情報屋さんにケチをつけるとは。」

あははといつの間にか正臣の背後に立っていた臨也。

出た!っとばからに正臣と帝人が後退りした。


「俺だって情報をフル活用して探してるんだよ〜。残念だけどさ、5〜6年前だろ、もしかしたらもう中年、てか定年かもしれないからね〜。」

「見つかったとしても戦えないかもしれないんですか?」


ちっとも残念そうではない臨也に杏里が問い掛ける。
相変わらず臨也はさあねーと言うだけだった。

そして一枚のディスクを波江に渡すと、じゃあシズちゃんでもからかってくるね★とルンルンしながら指令部を後にするのだった。












*****


「しーずーちゃん。」

「うぜぇ、消えろ、死ね」

「うわぁシズちゃん酷い。だから死んで♪」

死んでといいながら静雄の心臓辺りにナイフを突き立てる臨也。

もちろんナイフは数ミリしかささっていない。

こから池袋では毎度お馴染み静雄と臨也の鬼ごっこが始まる。



始まるのだが…


「わあぁあっ臨也さん危ないーっ!!」


「え!?」


用意スタート!というところで何故か帝人の声とともに臨也の首何かにぐいっと腕を回された。


どうやらネブラの手下に捕まったらしい。

追ってきたらしい帝人、正臣、杏里の三人がわたわたと慌てている。



「あれれー…俺ってば人質?どうしようシズちゃん?」

「そのまま死ね」

「俺が他の奴に傷つけられたら怒るくせにー、シズちゃんの鬼畜ー。静雄のSはサディストのSだろ。いいもん別に助けてくれなくても、おーい帝人くんヘルプー」

捕まっているがかなりマイペースな臨也とそれを見ている静雄。


「今助けます!」

「ちょ、帝人後ろ」

「わっ!何でこんなに…ってか」
「…囲まれちゃいました」



三人と二人をぐるりと囲む敵達。
ダラリと嫌な汗が流れる。



帝人達三人がどうしようかと悩んでいると呑気にタバコを吸っていた静雄が仕方ねぇなぁ…と呟き臨也を捕らえていた敵を殴り飛ばした。


「おら、臨也」


「わっぷ…ちょっと助けるなら丁寧に助けてよねシズちゃん。」


三人は助けだされた臨也に一先ずほっとするが状況は悪いままである。

敵の方はこちらが動くまで動く気はないようである。


「この人数は帝人くんたちだけじゃきつそうだね〜」

「そうか?」

「シズちゃんは平気だろうけど」
「いやこのくらい普通だっただろ」

「まぁ、そうだったけどさ、可愛い後輩達にはまだ無理なんじゃない?だからさ…シズちゃんよろしく」

ちらにと帝人達に視線を向けた後にっこりと笑って臨也は静雄の肩を叩く。

「何おれ一人に任せようとしてるんだ臨也くんよぉ…」

「えー俺、あの格好やだ」

「駄々こねるなあほ!」

「むぅー仕方ないなぁ…」



静雄と臨也が敵に向かっていき三人はぎょっとなる。

しかし次の瞬間には二人は帝人達と同じように青と黒のコスチュームに変身していた。

そして目にも止まらぬ早さで次々と敵を倒していったのだ。


時間にしてわずか3分少々でのことであった。



「うーん久々にシズちゃん以外と戦ったなぁ…にしてもシズちゃんてば相変わらず激しいね。道路陥没じゃん。」

「久々で加減が分かんなかったんだよ。」


「あああああの…臨也さんに静雄さん」


何事もなかったように雑談している二人に恐る恐る帝人が声をかける。


「ああ、帝人くん。始めましてじゃないけど君達の先輩にあたる俺がブラックでシズちゃんがブルーだよ。」


まだ頼んでもいないのにペラペラと勝手に話す臨也。
改めてよろしくねー★と言われ三人は固まる。


「…ったく、せっかく人がゆっくりしてたのにもう、復帰かよ…腹立つから殴らせろ臨也。」

「嫌だよ。それから5年は休めたじゃん。」


「あの、臨也さん…」

げんなりとした顔で正臣が話し掛ける。

「今まで必死に残り二人を探してたんじゃぁ…」

「ああ、まぁ可愛い後輩達が一人前になれるまで俺とシズちゃんはゆっくりしようと思ってね★」


だから探してるってのはまぁ、うそだよねー★と人差し指を立てて笑う臨也を殴りたくなったのはきっと正臣だけではない。





(仲間はようやく、5人そろったけど先輩二人がどうしようもなく問題児です!)

おわれ★
………………………………………本当は三人のピンチにかっこよくシズイザが正体明かして登場するはずだったのにどうしてこうなった\(^O^)/
5年前はシズイザ二人だけで敵と戦ってました。むしろほとんどシズちゃん一人で戦ってた(笑)

コスチューム考えてないけどもう首にそれぞれのカラーのスカーフでもまいとけばいいよ

生首戦隊デュラレンジャーはさすがにやめておいたという←

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