好意への奉仕
春雷をまとうあなた
とりあえず運命のせいにしよう
サルビアが咲くまで待っててね
あなたに善は似合わない
自由はすでに閉鎖されたよ
夢の中でだけ追うから
余所行きの香り
うつろなえくぼ
妬かれて死ぬ
わたしの生の一部だった
生来純情だったのは本当
乳白色の夜明け
焦がれて後に残るもの
他の人から見れば無駄だったのかもね
疎ましいほどの輝き
群星のかたすみ
やましさを積めば大人になれるかも
猫は常に本質を見ている
変わらないのは悪だと思う
2017.4.3
<<
return
>>
「#オメガバース」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -