枯れるにはまだ早すぎる
死海の中を泳ぐ
歌う事をやめたカナリア
零落するロッカー
巨星が落ちた夜
ふてぶてしいのに愛おしい
赤い糸をちぎる
そこから一歩も踏み出せないまま
トランクに記憶を閉じ込めたら
最期は二人で




それが君の言う正義だと言うなら
しなびた脳内で考えてみな
手のひらの中の銀河
ゆえに相成れない運命なのです
銃口の先に幸せはある
断罪級のアバンチュール
必ずしも結ばれるはずがなく
つつがなきや、この心臓
この想いが伝染してしまえばいいのに
我々の終末





零落(れいらく)‥落ちぶれること


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