その虹彩に焼き付いたのは
見えない殻の中
妖雲の先へ
避難(非難)の応酬
さびしく笑う
まだ針は三時を刺している
ラストエスペランサ
奪い合うだけに存在しているようなものだ
互いに無知だったのだから
それでも戻りたいと嘆くのだ




心臓に穴が空く日まで
てのひらだけが温かかった
やがてその痕も消える
不確かな真理
死んだ魚みたいな目をしてる
それの何処が可笑しいのだ
対人類に向けて反乱するのさ
宣戦布告をしよう
ただの構ってちゃんごっこ
確かなのはそこに在ることだけ




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