「ね、なまえちゃん?」「あの・・・・・・何です?」「名前で呼んだ方がさ、距離が近づいた気がしない?」「・・・・・・近づかれても困るだけなので、止めてもらえますか?沖田さん」わざわざ、僕の苗字を強調して呼んだ君は、またパソコンに向き直った。 prev next back