月が眠る夜に奪いに行くから、どうか待っていてね
世界がおわるそのときに、ほんとの君を知るんだ
悲しいおわりを待つくらいなら、何もかもいらなかった
抱き締める腕の震えがたったひとつの真実で、
嘘なんてこわいけど、今だけはそれでもいいの
泣き虫なお姫さまは眠らない
閉じ込めたそらぞらしいおもいに消えてしまいたい
ぼやけていく王子さまは笑わない
さよならのあとはこの手に触れて、置き去りにして

thx,ruffle
「#学園」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -