03.水鏡に移る
ある休日のある日
今日は私の誕生日で友達と遊びに行きそこでプレゼントを貰ったりして楽しい一日となった
夕方、私は家帰ろうと駅に向かっていると反対方向から赤司くんの姿が見えたのだ
赤司『やぁ苗字さん。何処かへ出かけてたのかい?』
名前『友達と遊んでいてその帰り。赤司くんは部活の帰り?』
赤司『あぁ。今から中学時代の友人が京都へ来てるから食事の待ち合わせてるんだ。』
名前『そうなんだ。遅れるからこの辺で・・。』
私は赤司くんに遅刻させないように立ち去ろうと思ったら
赤司『苗字さん待って。これ誕生日プレゼント。』
可愛くラッピングされたプレゼントを渡され
名前『ありがとう。あれ?私、赤司くんに誕生日言ったっけ?』
赤司『いや、君の友人が話してるのを聞いてしまってね。僕は女子に何をあげたらいいか分からないから玲央に買ってきてもらったんだ。』
名前『そうなんだ。ありがとう、赤司くん』
お礼を言いながら玲央と言う名前の人物(こないだプリントを渡した時におねぇ系の先輩と話をしたこと)を思い出していた
そして、お互い『学校で。』と伝えたあと
何だろうなっと思いつつ家に着き開けてみると可愛らしい手鏡だった
名前『うぁ可愛い!』
そういえば赤司くん、最初は怖い人かと思ったけど本当はやさしい人なんだなとこの日を境にそうおもうようになった私だった
続く
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