第十六話

状況は動き出す



個人の思惑とは関係なく


時は流れゆく


人々のあがきとは別に


ならばルルーシュは幸せなのだ


少なくとも

自らの力で世界を決めることができるのだから

いかなる相手でも命令をくだせる絶対従順の力 ギアスをたよりに

ルルーシュとスザクは、出席数が少ないため補習をしていた




その頃


潜水艦で黒の騎士団は移動をしていた

翌日

ミレイ『みなさーん!お待たせしました!これよりトウキョウ疎開での一大イベントアッシュホ―ド学園の学園祭を始めまーす!スタートの合図は、この一声から』


ナナリー『あの〜、いいんですか?』

ミレイ『いいの!』

ナナリー『では』

ナナリーにマイクをニーナが向けると


ナナリー『(すぅ)ニャ〜〜』



学園祭がスタートをしている頃
c.c.『騒がしいな、今日は…』





――
―――
――――


ルルーシュ『やはりな、沢崎たちを利用価値はあったな。これで、条件はクリアしたな。』




屋上でディートハルトとと電話で話していた


ミレイが来たことによって話しを中断することになり『またあとでかけなおす』と伝え切った




ピザのブースへとやってきていた


リウ゛ァル『は〜い、ストップ!』



ニーナ『リウ゛ァル〜、こっち終わったよ!』


リウ゛ァル『おー、ご機嫌じゃん!何かいいことでもあった?』


ニーナ『うん!ちょっとね。』




その頃


扇は、記憶を失って倒れていたウ゛ィレッタとアッシュホ―ドの前まで来ていた


中にいた生徒に捕まり中に入っていた





学園の厨房でスザクとカレンが以前のことで話していた。



すると


ルルーシュ『スザク、トラックがきた。チーズ…。あっえっと、学校に?』


カレン『あ…えっと、体調も悪くないし…』


スザク『カレン、さっきの件学校では関係ないよ。』


カレン『分かったわ。』

ルルーシュ『よければ、カレンはクラスのほうに回ってくれないか?手が足りないらしっくって…』


カレン『あぁ それくらいなら…』





――

カレン『わ!ってるかー!』




男女生徒『きゃー!』

カレン『って、こんなんで逃げるのよ。それにしても、ルルーシュのやつホラーハウスならホラーハウスって説明くらいしろって…』



ぶつぶつ言いながら元い位置に戻った。


引き続きぶつぶつ言って来たカップルを脅かし


よくよく見ると

カレン『扇さん?』

扇『え?』

扇もよくよく見ると

扇『無事だったのか…』

カレン『おかけさまで』




――
セシルは屋台で人形のもぐら叩きをしていた

セシル『面白いですね、学園祭って!』

その頃



シュナイゼル『よくぞ一晩で、エリア18から…。コーネリア君は優秀だな』


コーネリア『とんでもない。兄上、自ら正規軍かわりに回してくださったからこそです。』

シュナイゼル『それくらい、当然だよ。』



コーネリア『本国たいきのグラストンナイツと合流し、これで我が軍は本来のあるべき姿となりました。グロースタンでのバッワァレスもあります』

シュナイゼル『分かっている。中華連邦との交渉では、そのカードを使わせてもらおう。』


コーネリア『お願いします。』


シュナイゼル『光栄だな』

コーネリア『え?』

シュナイゼル『戦場では、並ぶこともないコーネリア姫にお願いされるなんて』


コーネリア『からかわないでください』


シュナイゼル『本当さ、戦場でのキミは舞踏会での華やかな蝶よりも美しく輝いているよ。そう閃光のようにね。』


コーネリア『ぁっ、やめてください。私ごときが。ユーフィ・ファーストネームは、何処に行ったのかしら。兄上が、ご出発だと言うのに…』


シュナイゼル『ユーフィとファーストネームなら、夕べ話しをしたよ。』


コーネリア『夕べ?』


シュナイゼル『うん。ぁあ、それとバトレイが管理している件だけど…』


コーネリア『あぁ、構いませんが利用価値は…?』

アッシュホ―ドに戻り



c.c.『だから世界一のピザを…』


ルルーシュ『持っていてやるから部屋にいろ。』


c.c.『お前は、嘘つきだからな。』

ルルーシュ『こんなことで、契約は使わないだろうな?マスコミとかがいるんだからな。見つかったらどうする。』





そして

ファーストネームとユーフィミアはと言うと



ユーフィミア『すみません。どうしても、スザクに話したいことがあって』


女性『はぁ、いえ』

〜回想〜

シュナイゼル『ユフィ、このアイデア素晴らしいと思うよ。』

ユーフィミア『ぇえ、じゃ』


シュナイゼル『キミは、キミの信じた道を進むといいよ。コーネリアから私から、話ておくよ。』

〜回想終了〜


ユーフィミア『(スザク、お兄様は認めてくださったんです。これで…)ひゃぁ』


ナナリー『ぁ…』

ユーフィミア『すみません、大丈夫ですか?』

ファーストネーム『大丈夫ですか?』


ナナリー『いえ、こちらこそ』


ユーフィミア『ナナリー?』


ファーストネーム『え?ナナリーお姉様?』


ナナリー『ぇ?まさかその声…』



――
―――

ナナリー『黙っていてくれませんか?お兄様と私のこと』



ユーフィミア『でも、このままじゃ』

ナナリー『私は、お兄様と一緒ならそれだけで…』


ユーフィミア『……』

ファーストネーム『……』



ナナリー『ふふふ。今は?』


ユーフィミア『ぇ?』


ナナリー『今でも、お兄様を?』

アッシュホ―ドに戻り



c.c.『だから世界一のピザを…』


ルルーシュ『持っていてやるから部屋にいろ。』


c.c.『お前は、嘘つきだからな。』

ルルーシュ『こんなことで、契約は使わないだろうな?マスコミとかがいるんだからな。見つかったらどうする。』





そして

ファーストネームとユーフィミアはと言うと



ユーフィミア『すみません。どうしても、スザクに話したいことがあって』


女性『はぁ、いえ』




小さい建物の中にルルーシュは、ピザのかまどと舞台を見ながらミレイと話しをしていると…



ナナリー『お兄様』



ルルーシュ『ナナリー、ピザは…っ』


ナナリーを見るとユーフィミアと名無しさんもいたのでびっくりすると

椅子から立ち上がると


ルルーシュ『すみません。ちょっと…。何かあったら連絡を』



ピザのブースではかなり盛りやがっていた


遠くでその様子を見ながら喋っていた


ルルーシュ『去年は俺の役だったんだけど…。本職には構わないな。』



ユーフィミア『今日は驚くことばかり、ルルーシュとナナリーあんなに近くにいてしかもスザクの友達だったなんて…』



その様をシャーリーが遠くから見ていた



ユーフィミア『私はみんなが幸せにならないと嫌なの。』



シャーリーがルルーシュたちのところへ向かっていると突然 風邪が吹きユーフィミアの帽子が飛ばされてしまった



シャーリー『ユーフィミア様!?それと、ファーストネーム様!?』




シャーリーの言葉にみんなが大騒ぎになり



スザクが乗っている機体にユフィが乗り近くにいたテレビ局の人にエリア11全地域に繋げてほしいと頼むと



ユーフィミア『大切な発表があります。神聖ブリタニア帝国 エリア11 副総督 ユーフィミアです。今日私から皆様にお伝えしたいことがあります。私、ユーフィミア・リ・ブリタニアは富士山周辺に行政特区日本を設立することを宣言いたします。』



ユーフィミアの言葉に全員が驚く









終わり


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