6.不器用なリボン
私はもうすぐバレンタインデーのため一つ上の幼馴染のリコちゃんとチョコを作っています。
リコちゃんと作っていたらリコちゃんが危ない物を入れようとしているのを止めながらなんとチョコは完成し(作る前日に日向先輩からリコちゃんのことを頼むと全力でお願いをされまぁいつものことなのだが・・・)あとはラッピングのみとなった
包んでいると
リコ『名前って勉強や料理ができるわりにはそういうの苦手よね』
料理は勉強の方は大丈夫なのだがなぜか運動神経と細かい作業が苦手な私。リコちゃん・・・料理の苦手なリコちゃんに言われたくないよと思いつつ
名前『自分でも自覚してるつもり』
それからリコちゃんに誰にあげるのか聞かれ部活のみんなと仲のいい友達だよ〜もちろんリコちゃんの分もあるよと伝えると
リコちゃんは一つだけ違うものに気づき
リコ『名前、それって好きな人にあげるんでしょ〜?まぁ誰か検討ついてるから聞かないであげるわ』
名前『鋭い;さすがリコちゃん。』
そしてバレンタイン当日
仲のいい友達にもあげ放課後は部活のみんなにあげると喜んでくれていて日向先輩たちはリコ先輩からもらうと
日向『名字のおかげでまともなチョコが食える;(一緒に作る前にいつも毒見させられてるからな)』
リコ『どういう意味よ!』
と、殴られていた日向先輩
私はどさくさに紛れて火神君のところへ行き
名前『火神君、ラッピング悪くてごめんね。私、こういうの苦手ででも味は保障するので受け取ってください!』
火神『サンキューな!名前。』
こうしてにぎやかで嬉しいバレンタインデーとなった
終り
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[mokuji]
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