1.渡せる気がしない
ここはスポーツで有名な海常
私はここに通う高校一年生で一応好きな人がいます
今日はバレンタインなのでその人に渡そうと思います!
そう今 遠くの方から目立つ金髪に女子に囲まれながらやってくる人物です
黄瀬『ありがとうっス!俺、嬉しいっス!!』
周りの女子たちは『キャー』なんて言ってる始末だ
そう私の好きな人は金髪で女子にモテまくっている黄瀬涼太だ
私と一緒にいた友人は『あいかわらずあいつスゲーな』と言い私もそれにうなずくしかなかった
私と黄瀬涼太の出会いは一年前の合格発表の時だ
私は受験番号数が書かれたボードに向かう途中 緊張のあまり気分が悪くなってしまいうずくまってしまいすると金髪で元気のいい男の子が「大丈夫っスか?」と声をかけてきて保健室まで連れて行ってくれてお礼を言おうと思ったらその男の子がいなくなっていて合格確認後 一緒にいる友人に雑誌を読みながら話をすると友人が読んでいる雑誌をめっくた時 私を助けてくれた人がいたのだ。友人が「今、人気の黄瀬涼太じゃん!あいつ同じ学校に行くんだな。」と言いながら私は知らなかったーと思いながらドキドキしたわけで
現在にいたる
色々 思っていたら黄瀬君がこっちに気づき
黄瀬『名前っち達、みっけー!教室まで行こうっス!』
と、大声で言われ女子たちの目線が私達に向き
名前(こ、怖い;)
友人『黄瀬ー!こっちに気づいて大声で言うな!』
黄瀬『ひどいっス!;』
と、いいクラスへ向かう私達
鋭い女子の目線がありチョコ 渡せませんでした
終り
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[mokuji]
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