24 | ナノ


読んでいるうちに、登場人物への感情移入がアレなのか、何となく話の流れは想像しやすいお話ではありました。
タイムスリップが11年前で、生きている八九寺に会って助けようとして、とか。世界を滅ぼしてしまったのは多分キスショットだ、とか。その辺りはきっと読者さんはみんな予想ついたんだろうなー。そんな優しい書き方をしてくれていた。
予想外れだったのは……私はあのゾンビ化した元人間を、心渡で斬りまくっていくのかな?なんて思っていました。(…)だってさ、心渡って、怪異だけを斬って人間には何もないんでしょ?羽川さんの時も、障り猫だけダメージ受けて、人間な羽川さんは何もダメージ受けてなかったやか。やから今回もまたそのパターンかと思ってたんです。まぁよく考えると、全人類相手にしていたら時間がいくらあっても足りないですよね。
キスショットが生きている線で考えていなかったからね。まさか、まさか、こんな形で再び、全盛期のキスショットに会えるとは…!どうしようもなく不死身な自殺志願者の吸血鬼(´・ω・`)

もう最後のシーンで号泣ですよ私。だって切ないじゃないですか。なんかもう、キスショット切なすぎます。笑いながら切なくて泣くキスショットと一緒に号泣です。頭撫でるところでもっと号泣。

もおおお!忍も好きだよ、忍。阿良々木くんと2人きりになって、どことなく春休みを思い出す感じとかさ、たまらん。阿良々木くんと忍のペアが大好き、もちろん、忍になる前の、阿良々木くんとキスショットのペアも大好きです。

想像以上の面白さでした、傾物語。たまらん…!





「#ファンタジー」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -