愛とか恋とかで、世界が救えるなら私たちも貢献しよう。
いきなりそう告げた彼女は、ぼくの頬に小さいキスをおとした。
控えめなリップ音が彼女の緊張を知らせてくれた。
彼女を見れば、真っ赤になって照れている。
あぁ、照れるぐらいならやらなきゃいいのに。
しかし、そんなぼくの考えとは裏腹に胸踊る感情が胸にともった。
あえて形容するなら、喜びとかだろうか。
「なまえ、じゃ、ぼくも貢献しようかな?」
え、と開きかけた口をぼくのそれでふさいだ。
直ぐに放して、彼女を見れば、先ほどよりも数段赤い顔。
「え、N!」
少々怒ったような口調。
しかし、抱き締めれば直ぐに困ったような口調になりもう、と呟いた。
恋なんていかがでしょう(その次は愛ですね?)
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題名は、確かに恋だった様からお借りしました!
世の中ラブ&ピースですね
20101226