死せる英雄達の座談会3




エレ「死せる英雄達の座談会3ー!!」

一同「わー!(ぱちぱちぱち)」

オル「ここまで来るとヤケクソですね」

シリ「おお、2の時よりも開き直ってるな」

エレ「オルフ達は2から3に至るまでに一線を越えちゃったからなぁ、開き直るしかないんだよ」

オル「っエレフ!何で知って…!?」

エレ「だからバレバレなんだって」

レオ「尤も、私達が越えたのは一線どころじゃ無いけどね」

シリ「なになに、なんか凄いプレイでもしたんですか?(興味津々)」

オル「はいはいシリウス何食い付いてるんですか!貴方がつっこまなかったら話が進まないでしょう!」

シリ「おおそうだった。メンバーいつも通り、俺、シリウスとオルフとレオンさんと大将です」

レオ「今回は皆様に戴いたお題やリクエストを、出来る限りお答えしようと思っている。皆、有り難う(にっこり)」

オル「今回答えれなかったものは、次回に持ち越しという形を取るみたいです」

エレ「んじゃあ、始めるぞー」




Q.4人の体格差、身長を教えてください。


エレ「ああそうか、声だけじゃ姿は見えないもんな」

レオ「身長は、私とシリウス君が同じぐらい…少し私の方が高いかな?」

シリ「大将とオルフも同じぐらい…?いや……ちょっと二人とも立って並んでー」

エレ「なんだなんだ?(立つ)」

オル「なんでしょうか…(立つ)」

シリ「んー………(ジーッと並んだ二人を見て)……あ、やっぱり、オルフの方が少し低い」

オル「なんですと!?」

シリ「ほんの少しの差だけどな」

エレ「やったー」

レオ「でも、皆そんな大きな差は無いと思うよ」

エレ「うーん、でもレオンとオルフが並んでると5センチぐらいの差はあるよな」

オル「エレフ、私が小さいって言いたいんですか?」

シリ「はいはい、オルフ怒らない怒らない。次体格差行くぞー」

レオ「シリウス君は背は高いけど細身だね」

シリ「一応鍛えてるんですけどねぇ。筋肉はある筈ですよ?」

エレ「レオンは細身でもないけど無駄な筋肉も無いよな」

オル「エレフもそんな感じですよね。獅子王より多少細身ですが」

エレ「で、オルフは華奢だ」

レオ「うん、細いね」

シリ「お前どっから1メートル弱の岩を持てる力が出てるんだ?って聞きたくなるぐらい細い」

オル「そういう体型を維持させてるんだから当たり前でしょう」

エレ「あ、わざと華奢を保ってるのか」

オル「ええ、私には男らしい体は似合わないかなと思いまして。でも腕力や握力はある筈です」

シリ「うん、そのままでいいよ(真剣)」

エレ「(可愛いからだな…)」

レオ「(今のオルフ君が可愛いのだな…)」




Q.素手で闘わせたら誰が勝ちますか?


エレ「俺とレオンは一度殺しあったことあるけど、あのときは武器有りだったからなぁ」

シリ「殺し合ったって物騒な…」

レオ「一応お互い敵大将だからね」

エレ「これは体術やら腕力、俊敏力が影響してくるな」

レオ「私は一応一通り体術は学んでいるが、俊敏さはエレフに劣るね」

エレ「逆にレオンは力が強いから、そこでは負けるだろうな」

シリ「俺もそれなりに力も早さもあると思うけど…武器無しでお二人に勝てる自信は無いなー」

エレ「シリウスは武器があると強くなるからなぁ」

シリ「勿論体術もそこそこ出来るんですけどね。ってか、あとはオルフだけど……」

オル「?何か問題でも?」

レオ「オルフ君は力もあったよね」

エレ「で、なかなか動きも早いな…」

シリ「………お前、体術もかなり達者だったよな。状況に応じて機転も利くし」

オル「ええ、体を守るために学びましたから」

シリ「………」

エレ「………」

レオ「………」

オル「何ですか、皆いきなり黙って」

シリ「………これは大穴だったなー」

レオ「まぁ、実際闘ってみないと本当にそうかわからないけれどね」

エレ「でもそうだったら総大将のプライドズタズタだぁ…」

シリ「まぁ結論としては、こんな感じです」

オル「ちょっと、勝手に結論出さないでくださいよ」

エレ「誰とは言わないけど察してくれー」




Q.レオンについてどう思いますか?


シリ「空気の読めない頼れる良い人」

オル「空気の読めないいけ好かない人」

エレ「空気の読めない俺の恋人」

レオ「何だか酷い言われようだね」

エレ「何で!?恥ずかしさを我慢して俺ちゃんと恋人って言ったのに!」

レオ「うん、とても嬉しかったよ(ぎゅ)だけど『俺の恋人』の前の台詞はいらなかったかな」

エレ「ごめん…俺こそ空気読めないのかも…」

レオ「そんなこと無いよ。仮に空気が読めないとしても、そんなエレフでも私は好きだ…(いちゃいちゃ)」

エレ「…馬鹿…恥ずかしいこと言うなよっ(いちゃいちゃ)」

シリ「大丈夫ですよ、お二人とも今まさに空気読めてないですからお似合いです」

オル「っていうかシリウス!頼れる良い人ってどこがですか!?」

シリ「え、だって良い人じゃんか。俺たちの仲もよく取り持ってくれてるし」

オル「私は取り持たれた記憶がないんですが」

レオ「シリウス君にしか助言したことがないから、そう思って当然だよ」

オル「………なんか何処から怒っていいやらわかんなくなってきました」

エレ「私のシリウスに勝手に話しかけるな!って言えばいいじゃないか。まったく、素直じゃないなぁ」

オル「そこ、ってかエレフ、ってかエレフセウスってかアメティストス、殴りますよ」

エレ「すみません…(顔が笑ってない…)」




Q.4人の中で一番可愛い、美人なのをそれぞれ教えてください。


シリ「まず可愛いからいきますよー」

エレ「これは内面のことじゃなくて、容姿のことだよな?」

シリ「やっぱり、可愛いとなると大将かオルフの二者択一じゃないか?」

エレ「内面だと、シリウスもレオンも相当可愛いんだけどなぁ…。ってか俺は可愛い部類なんだ」

レオ「うん。その可愛さの自覚無かったんだね。それもまた可愛いよ」

オル「アメティストス、って名乗ってた時の顔付きはカッコ良かったですけど、エレフのときは表情が丸いですから」

シリ「オルフもあれなんだよな、可愛いってか綺麗系だから可愛いとは違うかも」

オル「……(ほんのり顔赤い)」

エレ「(あ、照れてる照れてる)」

シリ「だからやっぱり可愛いのは大将かな?次、美人だけど」

エレ「レオンは?綺麗な顔立ちしてるし」

レオ「有り難う、嬉しいよ(ニコリ)でも私は美人な部類では無いと思うよ」

シリ「レオンさんはカッコいい部類だからなぁ、確かにちょっと違うかも。で、大将が可愛い部類だからやっぱりオルフ?」

オル「ちょっと待ってください、さっきからの自分の眼中の無さは天然ですか?」

シリ「え、だって俺は何にも当てはまらないだろ。それにオルフは美人だし、やっぱりオルフじゃ…」

オル「確かに美人と言ってくださるのは嬉しいですけど、シリウスだって相当整った顔をしてるのご存じで?」

シリ「え?」

レオ「気付いてなかったみたいだね」

エレ「やっぱどこか鈍感だなぁ」

シリ「だって滅多に鏡で自分の顔を見たりしないからなぁ…」

オル「そんなの、一日が始まりませんよ」

シリ「お前の一日の始まりはどんなんだよ」

レオ「シリウス君はカッコいいと美人、オルフ君は可愛いと美人の間だね」

エレ「あとは個々の好みの問題だろうから決められないなー」




Q.それぞれを動物に例えると何ですか?


シリ「レオンさんは普通に獅子なんじゃないですか?好物肉だし」

エレ「確かにそうなんだけど…好物と名前以外を抜けば、どうしても大型犬に見えるんだよ」

シリ「ああ、ゴールデンレトリバー的な!」

エレ「そうそう!」

レオ「そうなのかい?」

オル「知りません。私は貴方を害虫ぐらいにしか見てませんでしたから」

レオ「ほほう、私が害虫なら、君はサルモネラ菌ぐらいになってしまうがいいのかな?」

シリ「こらそこ!前よりも関係がツンドラ並みになってる!!ダイヤモンドダストが見える!!レオンさんは毒吐くキャラじゃないんだから落ち着いてください!」

エレ「なあ、俺は?」

シリ「大将は、普通に考えて狼なんだけど…」

レオ「エレフは兎だよ」

エレ「うさ!?」

オル「ああ…確かに。兎って結構警戒心高めだし」

エレ「兎か……それは思わなかったな…シリウスは?」

オル「シリウスこそ、自由気ままな狼っぽいですよね」

エレ「狼のポジション取られた!(涙目)」

レオ「兎だって可愛いよエレフ(ぎゅ)オルフ君はなんだい?」

オル「どうせデフォのパターンで猫ーとか言われるんですよ。猫は好きだしいいですけど」

シリ「いや、もっとこう、マイナーなとこ…こう…」

エレ「なんかわかる…タスマニアデビル的な……」

シリ「そうそう…タスマニアタイガー的な…」

オル「ちょっとちょっとエレフはまだマシとしてシリウス、それは絶滅しましたよね?私は絶滅種ですか?というよりかは、もっと皆がわかるような動物で例えてくださいよ」

シリ「じゃあやっぱ猫だな。猫、決定」

オル「なげやり感が否めませんね」




Q.最近失敗したことを教えてください。


オル「失敗したこと…あれですね、先程タスマニアタイガー辺りでシリウスを竪琴で殴ろうとしたんですが、竪琴を忘れてしまったことです。あれには舌打ちしました」

シリ「ちょ、お前そんなこと考えてたのか!俺無意識に生死をさ迷った感じ!?」

エレ「俺はあれかなぁ、今までそんなことなかったのに一昨日寝坊してしまったこと。お陰で三つ編みの調子も悪くて」

シリ「確かに、定時に大将がいないのはあれが初めてだったな、三つ編みは気づかなかったけど。俺は……………オルフ、初夜の話になるけどいい?」

オル「いいわけないでしょう!」

シリ「だよなー、まぁその中の失敗って言ったら大体想像できるだろうから、察してくれ。最後はレオンさん」

レオ「私は特に無いよ」

シリ「………大体のパターンだと、レオンさんがこう言うときってなんかあるんだよな。大将、真相をどうぞ」

エレ「うーん…昨日ならば、角で小指をぶつけてもんどりうってたよな。一昨日は何もないとこで5回はつまずいてたし、その前は溝に足をはめてたし…他には」

レオ「もういいよエレフ、ありがとう」

シリ「(あ、止めた)…結構ドジだよな、レオンさんって」

エレ「いやいや、毎日一緒に居ると結構なんてもんじゃないぞ?かなりドジだ。可笑しな話だよなー」

オル「まず、毎日一緒にいる時点でおかしいと思ってください」



Q.レオン、オルフ、シリウスに質問します。エレフの好きなところはどこですか?


レオ「全部だよ」

オル「全部です」

シリ「こらこら、そんなんじゃ質問の意味がないだろうよ。強いて言うならどこが好きか言わなきゃ」

オル「強いて言うなら…ええと、私は眼ですかね。その紫の瞳が好きです。特に力強いエレフの眼は見ていて飽きません」

シリ「最近じゃあまり見ないけどなー。レオンさんは?」

レオ「私は…そうだね、髪かな。エレフの髪は綺麗で柔らかくて、口付けてしまいたくなるよ」

エレ「一日一回、シャンプー後にコンディショナーとトリートメントは欠かさないからな」

シリ「ちょ、どんだけリッチな…!」

オル「それぐらい常識でしょう?」

エレ「なぁ」

シリ「お前らの常識の基準をどうにかしろ!」

レオ「シリウス君はどこが好きなんだい?」

シリ「あーそうか、あと俺か。…………大将ねぇ…」

エレ「え、何その反応!もしかして俺の好きなとこ無いのか!?」

オル「シリウス…それでよくもアメティストス率いる奴隷部隊を名乗れますね…」

シリ「ちが、誤解だって!ってかオルフやめろよそんな汚いものを見る目は!」

レオ「じゃあどういう理由だい?」

シリ「いや、大将とは…まぁ多少俺が敬語だけど、普通に話すし、酒飲んでても楽しいし。感覚的には友達なんだよ」

オル「だから?」

シリ「ほら、友達って滅多にお互いの好きなとことか考えたり言い合ったりしないだろ?俺もそんな感じで、どこが好きとは出てこないんだ」

エレ「あぁ、確かに…シリウスのどこが好きって聞かれてパッと出てこないな…」

シリ「でしょ?」

エレ「でも嬉しいなぁ。シリウスが俺のことを友達って思ってくれてるなんて。敬語だし、距離置かれてるかと思った(嬉しそう)」

シリ「いやいや、距離置いてたらまず酒の席を共にしませんよー」

オル「エレフ!私だってエレフの親友ですからね!!」

レオ「私は恋人だよエレフ」

エレ「え、あ、あぁ…どうしたんだいきなり…」

シリ「モテモテですねぇ大将…」




最終Q.お互いのどこが好きですか?


エレ「お互いって………」

レオ「多分、私とエレフ…」

シリ「それと、俺とオルフのことを言ってるんだよな」

オル「…………、いやいやいやいや、これ無理でしょう、公共の場じゃ無理でしょこれ」

レオ「先程も言ったが、私はエレフの全てを愛しているよ。守りたいと思ったんだ、純粋に」

エレ「………っ俺だって!レオンだけが俺を想ってるって思うなよ!ちゃんと、俺だって……レオンの全てを…ちょっとドジなとこまで全部…愛してる…(ごにょごにょ)」

レオ「嬉しいよエレフ…ずっと共にいよう…(ぎゅ)」

エレ「レオン………!(ぎゅ)」

シリ「………公共の場でおっ始めましたが、あのバカップル」

オル「……っあのバカップルは……はぁ、もう………頭痛い…(クラリ)」

シリ「おい、無理すんなよ(体を支える)只でさえ体強い方じゃないのに、これだけ質問に答えてたら堪えるだろ……辛いなら横になってな(背中を撫でる)」

オル「っ…(頬を染める)…大丈夫ですから……その優しさに、どうしていいかわからなくなる……私のことはほっといてください…」

シリ「馬鹿だなぁ、まぁ、その素直じゃないとこが可愛いんだけど。でもたまにでいいから、俺を頼ってよ」

オル「………っ(真っ赤)」

エレ「……あの二人、間接的にお互いの好きなとこ言い合ってるけど、気付いてるのかな?」

レオ「全く気付いてないだろうね。彼らは天然の…言うならば裏のバカップルだよ」

エレフ「だなー」






お疲れさまでした。


オル「……(ぐったり)」

レオ「おや、相当疲れたようだね、オルフ君」

シリ「あー今話しかけないでやってください、これ以上疲労を溜めるのも可哀想なんで…」

エレ「しっかり介抱してやれよシリウスー。ってか、今回はあの意味不明な質問は来なかったなぁ、よかったよかった」




臨時Q.我ヲ呼ンダカ?我ガ息仔(エレフ)ヨ。


エレ「!?(ビクッ)」

シリ「あ、出た」

オル「…出ましたね」

エレ「うあー、もういやだぁー」

レオ「ストーカーはいけないことだね、こういう輩は制裁を与えなければいけない(立ち上がる)」

シリ「どこ行くんですか?レオンさん」

レオ「ん?何、ちょっとだけ冥府に挨拶に行こうかと思って」

レオ「槍持ってですか?明らかに殺害意識が合間見えるんですけど」

エレ「レオンーお土産は冥王の首でよろしくなー」

シリ「大将も煽らない!レオンさんも笑顔で殺害意識高めない!あーちょっと、これにて座談会終わりますよ!解散!ってかもうレオンさん旅立ってるしー!(バタバタバタ)」

オル「…お疲れさまです(特にシリウス)」

エレ「お疲れ様、第四段もしっかりあるみたいだから、ゆっくり休んどけよオルフー」
























訪問者様質問、回答編第一段。

最後の冥王のは私ですが、その他は皆様から戴いたお題です。ありがとうございました!
今回使われなかったお題は第四段に持ち越ししますので!

なんかこんなのでいいのかとビクビクしております(笑)


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