死せる英雄達の座談会2




エレ「ご好評につきまして、死せる英雄達の座談会2ー」

一同『わー(パチパチパチ)』

シリ「えーっと、一体誰にご好評だったんですか?」

エレ「知らん。こことは違う空間で好評だったらしい」

シリ「メンバーは前回と同じく、ツッコミ担当の私シリウスその他ボケ3名でお送りします」

オル「ちょっとちょっと、ちゃんと説明してくださいよシリウス。それに私はボケではありません」

シリ「じゃあオルフ紹介してくれよ」

オル「わかりました。……(咳払い)それでは、メンバーは、類い稀なる美貌と知性、それに加えて体力もある私オルフェウスt」

レオ「メンバーはエレフとシリウス君とオルフ君と私レオンでお送りするよ」

オル「獅子王、横入りとは非常識ですね」

レオ「グダグダ待たせるのも常識外だろう?」

シリ「はいはい喧嘩しない!大将、今回もお題があるんだろ?」

エレ「ん、らしい。ではどうぞー」




Q.最近、レオンとオルフの関係がギスギスしてるような気が。


オル「………」

レオ「………」

シリ「……いきなり的確な質問来たな」

エレ「これは俺も気になってたんだ。さっきもちょっと喧嘩腰だったし」

シリ「レオンさんが言い返すのも珍しいですよねぇ」

オル「どうせ私とウマが合わないのでしょう。つまりは獅子王は私のことが嫌いt」

レオ「何を言ってるんだい?私は君のことをとても好いているよ。だからこそ君の魅力を知ってるからエレフが取られないか心配なんだ」

オル「ぅえ!?」

レオ「私が言い返すのは、それぐらいオルフ君と会話をしていて楽しいと言うことだ。しかしどうやら私はオルフ君に嫌われているようだね…」

オル「そんなことありません、と言うべきところなんでしょうが、今のところ好感度はマイナスですね(きぱっ)」

レオ「残念だよ…」

エレ「れ、レオン!オルフに乗り換えたらダメだぞ!?」

レオ「大丈夫だよ、乗り換えたりはしないから」

シリ「………(レオンを見ながらオルフをぎゅっと抱き締める)」

オル「心配しなくても大丈夫ですよシリウス、あの人に靡くつもりはありませんから。それよりどさくさに紛れて抱き付かないでください」




Q.それぞれの歌唱力を教えてください。


エレ「レオンは上手い(きぱっ)」

レオ「ありがとうエレフ。エレフだって上手いよ」

シリ「大将はあれですよね、つられやすいというか、ハモれない。確かに上手いんですけどねー」

エレ「う……」

レオ「大丈夫だ、主旋律だって大切だよ。和音や副旋律は私がしっかり支えよう…」

エレ「レオン…!(きゅん)」

シリ「はいはい甘い空気作らなーい!で、こういうパターンだと大抵オルフが下手なのがデフォなんだよな」

オル「どういうパターンですか。大体、私は音痴ではありません」

シリ「え」

エレ「確かにオルフは歌上手いよ。竪琴を奏でながらのオルフの歌声は、物凄い落ち着く」

シリ「え」

レオ「シリウス君はオルフ君を下手だと思い込んでいたようだね。そんなシリウス君はどうなんだい?」

シリ「……………」

オル「下手、なんですね?」

シリ「……………」

オル「もう一度聞きます。ちゃんと答えないと首が飛ぶものと思ってくださいね(にっこり)シリウス、貴方は歌が下手なんですね?」

シリ「………あぁ…」

オル「ふはっ…(嘲笑)」

シリ「い、いいだろー!人間に一つや二つの弱点があっても!」

レオ「確かに、弱点だらけのエレフやオルフ君よりマシだね」

オル「誰が弱点だらけですか!失礼ですよ!エレフもい言い返してください!」

エレ「…弱点だらけでも、レオンが補ってくれるって信じてるから……(顔真っ赤)」

レオ「そうだね、ずっと傍にいよう…(ぎゅう)」

オル「っ………あーもうバカップルが…」




Q.エレフとレオンが兄弟なのは皆様ご存知?


エレ「うん知ってる」

レオ「私も知っているよ」

オル「私もエレフから教えて貰いました。まぁ教えて貰う前から薄々感づいてはいましたがね」

シリ「え…えぇ!?」

レオ「どうやらシリウス君は知らなかったようだね」

オル「ふはっ…(嘲笑)」

シリ「本日二回目!二回目の嘲笑は禁止!ってかそんなあっさり納得しちゃってていいの!?近親相姦だよ!?」

エレ「別に俺もレオンも男だから孕む心配もないしなぁ…」

シリ「純粋そうな顔して爆弾発言しますね大将!」

レオ「私のところで知ってるのは、勿論父上、母上と、カストル……私が把握しているのはそれぐらいだね」

エレ「俺のとこは、オルフぐらいじゃないか?」

シリ「俺には教えてくれなかったんですね……(しゅん)」

エレ「いや、オルフに言えばシリウスに伝わると思ってたんだが…」

オル「なんですかその一心同体設定。やめてください不愉快です」

シリ「ひでぇ…!」



Q.嫌いな食べ物を教えてください。


シリ「大将は茄子が嫌いでしたよね。なんで?」

エレ「味。不味い。それ以外はなんでも食べるぞ?」

シリ「俺も特に無いなぁ…好き嫌い言ってられない環境だったし………。で、デフォのパターンだとオルフが人参ピーマン嫌いなんだけど……どうよ?」

オル「だからさっきからなんのパターンですか!それに私も嫌いな食べ物は基本ありませんよ。強いていうなら肉の脂身とか、そういったくどい物は苦手ですね」

エレ「納豆も食べれる?」

オル「ええ。美容にいいですし」

シリ「(想像できねぇー…)……あとは、レオンさんですね」

レオ「……………」

シリ「あれ、何で黙るんですか?」

エレ「あー…レオンは、さっきシリウスが言った『人参とピーマン』が嫌いなんだ」

シリ「へえ」

オル「へえ(黒笑)」

レオ「食べれないわけではないのだがね。苦手、と言った方が正しいのかな?」

オル「人参とピーマンだなんて子供ですねぇー(にやにや)」

レオ「何、弱点があった方が可愛いげがあるだろう?弱点だらけのオルフ君に笑われるなんて心外だな」

オル「貴方私を好いてるなんて嘘でしょう」




Q.では、好きな食べ物は?


オル「私は果物が好きです。特に桃ですね」

シリ「また可愛いものが好きで……」

オル「何か問題でもありまして?」

シリ「いや別に問題ないぞうん」

エレ「俺は………特に考えたこと無かったなぁ…」

シリ「俺もなんですよね…いざ聞かれると困る……レオンさんは?」

レオ「私かい?私は肉だよ(にっこり)」

一同(レオン以外)「(獅子だ……!)」



Q.我ハ、マヨネーズトカレート息仔(エレフ)ガ好キダ。


シリ「ちょ!聞いてないし!ってかあんた誰だよ!」

オル「もう質問ですら無いですしね」

レオ「エレフ、夜道に白塗りエセV系の姿をした奴を見たら気を付けるんだよ?」

エレ「わかった、一発股間蹴ればいいんだな?」

レオ「ああ。一発と言わず数発でも構わない。使い物にならなくなるぐらい激しいのを頼むよ」

シリ「痛い!大将それ痛い!レオンさんもその発言こわ!笑顔のところがまたこっわ!」




最終Q.シリウスとオルフがくっついたのを知ったのはいつ頃?


オル「死せる英雄達の座談会2、これにて終了ーはいはい皆散って散って」

シリ「お前、自分に都合の悪い題になった瞬間強制解散しようとするなよ。これが最後だから」

オル「だってこれは恥さらしじゃないですか!?最後の最後でなんですかこの扱い!プライベートの侵害ですよ訴えれますこれは!ホントに!私たちのことはほっといてください、色恋のスポットライトはエレフと獅子王だけで十分でしょう!?(顔赤い)」

シリ「お前、本当に可愛いなぁ…」

エレ「あ、でもこれって俺とレオンに聞いてるよな?」

レオ「みたいだね。エレフはいつ知ったんだい?」

エレ「多分、くっついた日の次の日。シリウスに聞いたらそうって言われたし」

オル「シリウス…!貴方何勝手に…」

エレ「ああ、でもシリウスに聞いた理由は、オルフの様子がおかしかったからだぞ?明らかにぼーっとしてた」

オル「………っ!」

レオ「私は、二人が付き合い始めた次の日は用事でこれなかったからね…その次の日に来たら二人の様子が違ったので、エレフに付き合い始めたのか聞いたんだよ」

エレ「んで、俺はうんって言った」

シリ「なんだ、バレバレだったんだなぁ」

エレ「うん、主にオルフが」

レオ「オルフ君だね」

オル「……っ(穴があったら入りたい………)」







お疲れさまでした!


オル「つ、疲れた…本当に…(ぜぇぜぇ)」

シリ「スゲー叫んでたもんなぁお前…(背中撫で撫で)」

エレ「第三段も企画中みたいだから、今のうちに慣れてた方がいいぞオルフ」

レオ「こっちは見物だったけどね」

オル「……いつか殺す…!」

















というわけで第三段もお楽しみに!


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