「つつつっ……現のヤロー……」

この前、現により地面にたたきつけられた頭が痛い
あのヤロー……やっぱり一遍死ねばいいんじゃない?バカは死んでも治らないって言うけどきっと変態は治るって
一応病院行った方がいいか?骨にヒビぐらいなら多分一ヶ月で治るだろうけど……

「かーげっ」
「フげっつ!」

後ろからの衝動に前のめりになる。抱きしめられたから倒れたりしない
匂い的に現じゃない……あー、この甘くて頭の後ろに当たる柔らかさは……

「おはよっ!今日も小さくて可愛いわ」
「それ褒めてない」
「褒めてるのよォ」

声だけでわかる
オレの友達のカトちゃんだって

……現より安全性はあるからいいや
頭に当たってるの言ったほうがいいのかな……でも女性に失礼だよな……でもやっぱ……気づいてないなら、なぁ……

「どうしたの?」
「あー……」
「あ、わかったわ!ワザと当ててるの」
「今すぐ離れろ」

なんで爆弾発言してんの?おかげでそこ歩いてる男子生徒真っ赤になったじゃん
ちょっとー、そこの童〇と思わしき生徒ー。ダメだよいかがわしい目で見ちゃ……まぁ、カトちゃん可愛いっていうよりキレイ系だから仕方ないのか?どちらにしろ少年、お前がカトちゃんにぶつかって行っても意味ないぞ
正確には性別男は全員そうか。カトちゃん、男の告白来ただけでも嫌そうな顔するしな
……オレは容姿小学生男子なだけだ。誰だ今(笑)した奴。上等だ表出ろや

「今日も暑いわね」
「……そうか?」

今日は普通の温度だろ?暑さなんて感じないし、寒くもない
涼しいってのがしっくりくる……

「……おい」
「……気づいちゃった?」
「気づくもなにも……なにオレの第二ボタン外しにかかってんの?」
「えっと〜……息苦しいかな?って」
「じゃあなんで鎖骨部分に指を這わせてんの?」
「……てへぺろ!」

可愛く舌を出すカトちゃん
老若男女を魅力するような仕草は

「オレの半径1km近づくな」
「あうー……」

ドン引きしたので片手でカトちゃんの頭を押しました




prev/next


×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -