さて、突然だがこの町のあること、【異名】について話させて貰おう

ここではいつの時代からか畏怖や尊敬、はたまた嫌味なのかわからないが【異名】というのをつけられる

それは望もうが望むまいがつけられる

迷惑と思う者。光栄と思う者。当たり前と思う者。褒め言葉と思う者

いろんな者が思い、そして偶然がそれとも運命なのか

【異名】を持ちし者たちは関わり合う

いやはや、ここまで来ると誰かが計画していると思ってしまうほどだ

だがこれは誰のせいでもない

誰かのせいにしたいのならば神のせい、などと馬鹿げたことを言おう

我ならば、仕方がない事と

そういおう



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