第四話
数分後外が騒がしくなりました
*都会へ行こう!*
紅茶がそろそろ無くなる頃もう一杯飲もうと思い頼もうとしたら外から誰か私を呼ぶ声がした
いやこの声は潤慶しかいないけど
「明里ー!迎えにきたよ」
「あっありがとう…」
私は潤慶がたどって来ただろうと思われる道の方をみるとそこは辺り一面砂ぼこりが舞っていて所々倒れている人がいた…
潤慶は無傷でにっこり笑いながらママチャリで来ていた
ママチャリ恐るべし秒速何kmできたんだ
「何人引いてきたの?」
「うーん七人ぐらいかな?」
ラッキー7も今日はアンラッキー7らしい私は放心状態で立っていると突然体が浮きママチャリの荷台に乗せられた
「それじゃあしっかり捕まっててね」
「えっうん?」
「じゃあ行くよ」
いきなり動き出した自転車に驚き急いで潤の腰に手を回した
何か…恋人同士みたいだなーと思いながら風に揺られた
後ろを向くと景色が遠のくのが見え何だかとても綺麗に思えた
「ねぇ潤」
「何?」
「東京もなかなかいいものだね」
信号が赤に変わり自転車は止まった
潤はこっちを向くと
東京もいいけど韓国もいいよ?
と言ってきた
少し嫉妬してるのかな?何て考えているとまた自転車は走り出した
何分たっただろうか?
気付いたら住宅街にきていた潤は一軒の大きな家の前で止まり私を自転車から降ろすと車庫に自転車を止めにいった
「…でっかい家…」
目の前にたっている家はここでは普通の大きさなのだろうが私からみるととても大きな家だった
「明里の家も大きいよ」
潤はいつの間にか自転車を止め終えていて私の隣にきていた
「なら潤の家も大きいよ」
そういうと潤は笑いありがとうと一言いうと私を抱きしめてきた
「あっあの潤慶さーん?何してるんですかー?」
「さっき電話でいってたことしてるんでーす
…おかえり明里」
「うん、ただいま潤」
久しぶりにあった従兄弟は少し背も伸びていて声変わりしていたけど中身はそのままでした
夏の風物、風鈴の音を聞きながら私たちは暫くの間抱きしめてあっていた
あとがきという名の反省文
けして潤慶夢ではありません多分!(多分かよ)
何でしょうこの二人…二人乗りとか抱きしめてあうとかー
書いてる本人まさか…まさかこんな事になるとわ…
ってな心境です(笑)
あっヒロインさん潤のことは兄弟みたいな感じに思ってます
潤は…どうでしょうね(笑)
次回ー中坊三人組と再会!
最後に誤字・脱字がありましたら管理人に申し付けください
では
2005 11/21
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