第二話

なぜか反射的に呼びとめてしまった中坊三人組…
あぁどうしよう…


*都会へ行こう!*


「あのっその…」

水無瀬明里14歳、短所は人見知りが激しいことです…

さぁどうしようこのままでは怪しいだけの人になってしまう
さっきから誰だこいつ何のようだよ系の目で見られてるし…
ここは一つ勇気をだして!

「あの!東京って何処ですか!」

勇気をだして見事に墓穴を掘りました…あぁ穴があったら入りたい東京は今まさに立っているここだよ

「かっぺまるだし」

中坊三人組の中の一人茶髪君が言った言葉にムッとして睨みつけたら笑顔を向けられた
あぁムサシに似てるな…犬のムサシに…
「その…ここ!ここの家知っていますか?」

私はお母さんお手製「明里ちゃん専用地図」を取り出し中坊三人組に見せたら
三人とも動きが止まった
やっぱりこの地図の役目をしてない地図に驚いたか
それともあれか?地図に大きく名前が書いてあるからか!?

「そこ俺の家だけど」
「えっ?」

中坊三人組の中のもう一人アジアンクールビューティ君略してアジビュー君が地図を私の手から盗ってもう一度よく見て
やっぱりそうだ
と声を漏らした

「何だよ英士の友達かよ」
「そんなわけないでしょ」

うん、そんなわけないだって今日初めて会ったし
あれ…でもやっぱり何か昔見たことあるような…無いような…

「とにかく、多分その地図間違ってると思うから」
「あっそうですねきっとそうだと思います」
「それじゃあ」

そう言ってアジビュー君達は行こうとしたが…行けなかった
何故なら
「…まだ何かよう?」

私が服を掴んだから

「あっその…最後に一つ質問いいですか?」
「何?」
「昔何処かで会いませんでしたか?」

言っちゃった…言っちゃったよ!うわっ恥ずかしい今の取り消し取り消し!!

「あっいっ今のなし…」
「会ったことあるって言ったらどうする?」
「えっ…」

一瞬周りの音が聞こえなくなった
「…何て嘘、逆ナンなら他でやってよね」
「えっ!?違っ逆ナンじゃなくて!」
「まぁいいけどそれじゃあ」

そういうと今度こそ本当に中坊三人組は街の人混みの中に消えていった

「逆ナンだと思われたなんて…」

女として少し恥ずかしい経験をしました…
昼の日差しが暑い正午のことでした




後書きという名の反省文

第2話終了ー
まず一言…キャラ似てなくてすみません!!誰だよこいつ!しかも一馬出番ないし!(笑)

あともう一つこの季節実は夏です…わぁ季節外れ…

さてさて遂にヒロイン住む場所が無いですよ
しかし!そういうときにやって来る正義のヒーロー次回登場!

な感じの話だと思います(つぎの話)


最後に誤字・脱字があれば管理人に申し付けください

では

2005 11/17

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