「…雅治くん、いい?」
「聞くな阿呆…っ」
「俺、もう我慢できないっす…!明日は雅治くんも仕事休みだし、ねぇ、抱いていい…?」
「っ、あかや…、ぁ…」
「雅治くん…っ」
「やっ、待…」

ガチャッ

「お邪魔しまーす!」
「っま、丸井…?!」
「…あれま、もしかしてお楽しみ中だった感じかよぃ」
「わかってんだったら見なかったことにして今すぐアンタは冒頭前に戻って下さいよ!」
「いや知らねえし」
「丸井先輩!」

「……」
「あれ、雅治くん…?」
「仁王ー、大丈夫かー?」
「や……ほ…」
「へ?」
「なんだよ、どうした」
「……赤也のどあほぉぉおおおおお!!馬鹿!ワカメェェエエエ!!」
「ええっ、俺!?俺が悪いの?!」
「どきんしゃいこんワカメっ!」
「ちょ、雅治くん!」
「うわぁあんっ!!」
「ま、雅治くん…ッ!!」

ドタドタ、ガチャ、バタンッ

「ま、雅治くぅん…」
「あーあ、部屋に篭もっちまったな、お盛ん赤也くんの所為で」
「アンタの所為だろ!」
「まあ…、ドンマイ?」
「うわうぜぇ他人事だと思ってその態度!雅治くん、雅治くーん!お願いだから出てきてー!!」
「暫く無理だろぃ。あーどっこいしょ、疲れたなあ」
「出てけよ!頼むからっ!」



………
▼赤也 は 涙目 だ !



(20110331)
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