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『お待たせしました!
それではただいまより、フロンティアブレーン、サトシとのバトル大会、後半戦を始めます!!』
『ワアアアアアーーーーッ!!』
約2時間後、始まったバトル大会に会場は再び賑わいを見せた。
『後半戦のバトルは、もっと白熱したバトルがみたいという観客の皆様の要望が熱かったため、フロンティアブレーン、サトシの了承を得ましたので、バトルフィールドを変えて戦っていただきます!!
水、岩、草、そして今まで使用したノーマルのフィールドの4つのタイプのフィールドで戦ってもらいます!
そしてそれはルーレットで決め、ポケモンの数は挑戦者に決めていただきます!
例えば、挑戦者が3体のポケモンを使用し、フロンティアブレーンは1体のみというバトルもすることが可能です!
ただし、挑戦者が使用するポケモンがフロンティアブレーンより上回った場合、どのフィールドにするかはフロンティアブレーンに決めてもらいます!』
モニターに説明の映像を流しつつ、エニシダは新たなバトルルールの説明をした。
つまり、フィールドが増え、挑戦者には希望すれば3対1などという形でのバトルが可能となり、もしサトシが繰り出すポケモンの数が挑戦者より下回った場合はどのフィールドにするかをサトシが選べるということになる。
その説明を聞いたデントたちは休憩中にサトシがエニシダに呼ばれたのは、その話をしていたからだったのだと察することが出来た。
未だ、フロンティアブレーンのサトシに勝ったトレーナーは一人もいない。
恐らくはエニシダもそれが予想外だったことや、観客からもっといろんなバトルを見たいとの要望があり、急遽…変更したのだろう。
『バトルルールをご理解いただいたようですので、バトルを開始します!
後半戦、最初のバトルはアイリス選手です!
アイリス選手!バトルフィールドまでお越しください!!』
「はーいっ!
行くよ、キバゴ!」
「キバキバー!」
エニシダに呼ばれたアイリスは、キバゴと共にバトルフィールドへと向かった。
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