氷帝マネージャーにいつのまにか一目惚れしてた手塚を、どうにかしてくっつかせたい青学一同と、手塚を思ってこそこいつは駄目だ俺様が阻止しないとって奮闘する跡部。

マネージャーは外見はいいけど中身はおっさんで変態という救いようのない有り様で手塚とあうわけがなく、跡部はそれを知ってるから手塚が変な希望を抱く前に、上げて落とされる前に、阻止せねばならんという、そんな感じ。

マネージャーは好意には気づいてない。
中身おっさん。変態。ガチムチマッチョのオカマと二人暮らしするのが夢。

「付き合うなら自分より馬鹿な人がいいなぁ。そいつを見て安心してたい」
「最悪だなお前」
「付き合うならだよ?結婚するならゲイがいい。仮面夫婦してたい」
「絶対お前に手塚はやらん」

跡部とはこんな感じ。
二人とも親戚同士。金持ち。祖父同士がいとこ、みたいな、そんなに親しいわけではなく中学入るまで二回くらいしか会ったことなくって今このザマ。
実は跡部の初恋相手だったりしてね。

手塚とは練習試合で顔合わせする程度で、事務的な話しかしたことがない。不二と一緒にいるのをよく見ていたので、ああホモホモしいなぁとしか思ってない。

一方手塚は。
マネージャーが好きすぎてちょっと暴走してる。
跡部の忠告に聞く耳を持たず、むしろお前も好きなんだろう、ライバルか、しかし俺は負けないとか言う。
マネージャーがいればマネージャーばっか見てる。
マネージャーと話してる男を見ると男をめっちゃ睨む。
話しかけたいけどなに話せばいいかわからない。話せたら幸せ。
メアドとか交換したいけど聞き出せない。
しょっちゅう氷帝と練習試合したがる、などなど。

そんな恋する部長を生暖かい目で見守る部員たち。

「マネージャーさん、今フリーだよ、話しかけてきたら?」
「!いやっ、しかしっ」
「大丈夫だよ、ほら」

と、背中を押してくれる不二とかね。

「手伝う」
「?ありがとう手塚くん」
「ああ(名前を呼ばれた…)」

名前を呼ばれただけで内心喜んでる手塚とか。

合同合宿やるって聞いてwktkしてたら跡部に「いやあいつ女だし参加できねぇよ」って聞かされてガチ凹みする手塚を見てうわぁ…と引いてる氷帝レギュラーたち。

「お前がそんな汚い奴だったとはな…!」
「恨めしそうな顔で俺を見るな!大体考えてもみろ、男ばっかの場所に女のあいつを参加させられるわけねぇだろ!」
「絶対に許さない…」
「話を聞け!!」

見かねた跡部がマネージャーをつれてくる、などなど。

跡部以外の氷帝メンツは「まぁ手塚と付き合って少しでも女の子っぽくなってくれたらいいよなぁ」と、楽観的。

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