顔も体型も文句無しな女の子は昔から苦労していました。

男子から言い寄られ、おっさんには追っかけられ、トラウマまがいのこともされました。

女友達はいるけど愚痴を聞いてくれるだけで助けてくれないというか助けられないのをわかっているのでその子たちにはめっちゃ甘える。その子たちもめっちゃ甘やかす。

で、いつのまにか男(特にイケメン)が嫌いになる。


アホな跡部を初め、数々のイケメンから迫られるヒロイン。


対跡部

「よぉ、今日も美しいな」
「ウッギャアアアア近寄んな!!ナルシスト!バカ!!」
「照れ隠しか、カワイイじゃねぇの」
「いいいいい!!!やめろ!!」


おだてられるのも嫌い。
アプローチされるのも嫌い。


対忍足

「なぁ」
「ヒィッ!?なによ、アンタいたの!?キモ眼鏡!近寄んないで!」
「ひど。なぁオレもお嬢ちゃんのこと好きやねんけど」
「ヒィイイイキモい!お嬢ちゃんとかキモい!!近づかないでよバカァア!!」



胡散臭いの嫌い。
とにかく嫌い。


対鳳

「せ、先輩!」
「やめてっ!近づかないで!」
「す、好きです!」
「いやあああキモい!!手を離してぇえ!!!!」
「本気です!俺を…俺をあなたのものにしてください!」
「イヤアアアアア!!(泣」



清純派イケメンも苦手。

そんな中唯一心を開けるのが亜久津。
怖いけど自分を理解してくれる、と勝手に思ってる。
亜久津も亜久津でヒロインのことを理解してるので自分からしかけたりしない。あっちが自分から俺を求めてくるまで待ってる健気で紳士な男。

まぁそんな亜久津をよく思わない氷帝メンバーとそんな氷帝メンバーをよく思わないヒロインと亜久津の話。

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