「私の過負荷は《夢物語-ドリームファンタジー-》。名前こそかわいらしいですがそこらのドラックよりも強烈っス」
そう言ってマネージャーは螺を持った学ランに近づいていった。
「ってことで、夢ってことにさせといたっス。これでいいっスか?」
「『いやいや』『名前ちゃん』『僕の《大嘘憑き》でもよかったじゃないか』」
「私がまいた種は私が処理するっス」
何を言ってるんだ。
「『でもね名前ちゃん』『ホラあれ』『一人だけかかってないよ』」
学ランが僕を指差した。
そしてマネージャーも振り返り、僕を見た。
「あ、やっぱ起きてるんスね。さっすが天才」
「『なになに?』『あの子も僕らと一緒?』」
「半信半疑だったんスけど、どうもそうらしいっスね。殺します?」
「『何言ってんの夜七ちゃん』『こちら側の人間なら手厚くもてなさないと』」
「そうっスね。さ、不二先輩!私たちと一緒に来てください!」
そう言って笑った。
***
めだ箱×庭球のシリアスギャグ夢。
一度書いてみたかった(笑)
不二も不二で、過負荷を持ったらだいぶ厄介だろうなぁ。
comment(1)
戻る