ヒロインは他人の不幸が大好きな、ちょっとひどい人。
人並みにイケメンが好きで、人並みにぶりっ子が嫌い。
嫌いだとランク付けされた人とは関わろうとはせず、「あいつウザいよねー」とか言っちゃう、ぶっちゃけた話、普通の女の子。

テニス部のマネージャーちゃんはクールで、空気を読む人。
自分が一部でいじめられている理由、原因はわかってるけど「嫉妬乙」程度にしか思っていないタフな女の子。


ヒロインはテニス部のマネージャーをしてるマネジちゃんを快く思っていない。
あんな男共の中にいるなんていけすかない、とろくに関わりもせず決めつけていた。

ある日マネジちゃんが女三人に取り囲まれている現場を目撃。
加わるわけでも止めにいくわけでもない。見てるほうが楽しいから。

で、話が終わったらしく、ヒロイン、調子にのってマネジちゃんに「学習しないよね」みたいなことを言っちゃう。
マネジちゃんそれを聞いて鼻で笑う。「こいつもかよ」みたいな。

「……なに笑ってんの?」
「いや、別に」
「…なに企んでるのか知らないけど、マネージャーやってる限りあんたはいじめられるよ」
「…あれ、もしかして、テニス部のファン?もしかして、私が羨ましい?」
「はっ、はぁ…!?何馬鹿なこと言ってっ…」
「じゃあ、マネージャーになる?仕事キツいけど、人手足りないし。私から部長に言えばすぐにでも、あいつらを拝めるよ」

マネジちゃんの言葉にのせられマネージャーになったヒロイン。

マネージャーになってわかったことは、選手とラブラブになる気配なんてないこと。
仕事が忙しい。しかもヒロインの友達はヒロインがマネージャーになったことでだんだん離れていくし、他の女子や男子の目線が気になって話しかけることもできない。

でもマネジちゃんは普通。
むしろ自分がマネージャーになったせいで、いじめ半減。



〜ハッピーエンド〜

そんな中彼氏ができる。
毎日が幸せだけど一部から嫌われているせいでなかなかまわりに公表できない。

だんだんとマネジちゃんと仲良くなり、今まで自分がどんな人間だったかを話し、本当の友達を見つけ変わっていく。

そんな感じでヒロインが成長する話。



〜バッドエンド〜

そんな中いじめにあい、体も精神もぼろぼろに。
選手たちが助けてくれるはずもなく、助けてくれる友達もおらず、泣いているところを、自分より有意義な学生生活を送るマネジちゃんがやって来る。

そしてマネジちゃんはこう言うのだ。

「ざまぁ」

わかっただろ、みたいなね。






バッドもハッピーもマネジちゃんがヒロインでもいいね。むしろそっちのほうがいいかな?

舞台は立海か氷帝。

ちょっとギャグちっくだけど進むにつれていい話かひどい話になる予感。



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