そのまんまタイトル通りです
青学と四天宝寺だったらどうだったかなぁと

司が青学、楓が四天宝寺の場合

-青学-
不二と司


「七条、ちょっと頼みがあるんだけど」
「なんだよ改まって」
「実はさ、手塚の水筒にだけ乾汁入れてほしいんだ」
「またてめぇは優しい面してゲスいことするな」
「そう言いながら七条だってさっきまで作ってた手塚の水筒の中身を躊躇なく捨ててるじゃないか」
「頼まれたら仕方ねぇだろ」
「君も案外乗り気じゃないか」
「…で、また卒アルに載せる写真撮るのにそんなむごいことすんのか?」
「え、違う違う。見たいだけ」
「お前って手塚のこと嫌いなのか?」
「七条こそ」

不二と仲がいい


-四天宝寺-
財前と楓

「早口言葉を考えてみた」
「…暇やから一応聞きますわ」
「『財前が座禅しながら全財産をぜんざいにした』」
「なんで俺やねん」
「すごくね?これ天才じゃね?やばくね?」
「そこまでじゃないやろどう考えても」
「でも暇潰しにはなったでしょ?」
「今になってもっと有意義な使い方したらええと思いました」
「じゃあ…まどマギについて語る?」
「そーいうの待っとったんですわ」

オタク財前と仲がいい


楓が青学、司が四天宝寺だった場合


-青学-
手塚と楓

「手塚の好きな女の子のタイプって?」
「そうだな…何事にも一生懸命な姿だったり、頑張って何かをやりとげようとするのに不可抗力で失敗したりする姿は好感が持てる」
「あー…つまり…年下のドジっ子か。おお、なかなかマニアックだねぇ〜」
「ドジ…?」
「何事にも一生懸命…言われたことをやりとげる…失敗…なるほど、つまり手塚は『年下ロリメイド萌え』か!」
「…そうなるのか?」

怒られそうなのに怒られないそんな仲


-四天宝寺-
ユウジと司と+α

「七条お前死なすどゴラァア!!」
「あンだようっせぇなこのバンダナ野郎が!飯時に来るな飯が不味くなる!」
「お前また小春たぶらかしたやろ!昼飯誘ったら『司くんと食べるの〜』ゆうて断られたわ!」
「んな約束してねぇよ!俺は白石と忍足と飯食ってんだよ!」
「じゃかしいわ!お前ほんま痛い目見るか?ああコラ!?」
「いいぜやるか?北海道の広大な自然の中で育った俺のツキノワグマさえも亡き者にした強烈なかかと落とし受けてみろや」
「アァン!?なめとったらいてまうぞボケ!」
「まぁまぁ、喧嘩は時間の無駄やで!」
「お前らの見た目じゃホンマもんのヤンキーの抗争みたいやな…」
「私のために争わないでぇええ!」
「うわっ、いつの間にか小春がおる!」
「お前のためじゃねぇよ!お前のせいで争ってんだよ!」
「小春!どっちや、俺と七条どっちをとんねん!」
「なんで俺が入ってんだよ!俺はノーマルだ!断じて男は好きにならん!」
「ひっ、ひどいわ司きゅん!」
「きゅん!?キモチ悪っ!」
「おんどれまた小春泣かしよったな!」
「だーもううっせぇカッパ頭が!」

「…白石部長やろ。何とかしいや」
「無理やろ。それに俺どっちの敵にもなりたないし」
「そっちが本音やろ!」

跡部ポジションはユウジ。
でも跡部より数段喧嘩腰。
原因は司の外見と小春の乙女心とユウジの嫉妬。


これでも十分面白いと思う



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