(心亜の性格逆転)

臨也から嫌われてるけど単なるヤンデレとかボコり愛とかそんな感じで一方的に臨也が心亜を好きなだけ。心亜はそれが怖くて仕方がない。
なので心を閉ざすというか人間不振になる。臨也ご満悦。これで心亜は俺だけしか見ない。優しく抱き締めて大丈夫って言ってあげたいけど俺を見る心亜の目が気に入らないから冷たい態度とったり嫌なこと言っちゃう。泣かせたい訳じゃないのにね。黙らせたいからもっと嫌なこと言っちゃう。心亜ますます臨也が嫌いになる。

臨也の天敵の静雄のほうへ行けば解放されると思い静雄を頼る。静雄もじゃああいつから離れて暮らせって言って新羅とかドタチンたちのつてを頼って臨也に気づかれないよう立海に行くことをすすめる。
心亜は全面的に静雄を信頼。静雄は心亜を献身的にサポート。でも人間不振だからやっぱり静雄を好きになれない心亜。好きになるのが怖い。これが臨也の狙い。

立海に来てからはなるべく目立つことはしないように地味に過ごす。面倒事には巻き込まれないようにする。
でも顔がいいから男子にも女子にも人気。可愛いから守ってあげたいとかなんとか。いい迷惑。正直引っ付いてくるハチも嫌。なんで私に構うのどっかいって、いいじゃん仲良くしようよ、みたいな。多分そのうちデレる。

仁王に好かれる。告白もされる。多分立海に来て2日経ったくらいに。
会ってまだ数日なのに?なにこの人怖い。嫌です付き合いません、とふる。当たり前だ。
でもめげない仁王。でも絶対振り向かない心亜。

「一緒に帰ろう」
「…嫌だよ」
「…じゃあ玄関まで一緒に行こう」
「嫌だよ。さよなら」

素早く教室を出てく心亜。机の前で立ち尽くす仁王。会話ができるあたり本編より優しいね。

そしてまなかが転入してくる。
本編みたいにヘマしてないから普通に受け入れられる。が、仁王が好きで仁王が好きな心亜が気に入らなくていじめる。
気が弱い心亜はパシられたりハブられたりする。最初心亜ちゃん心亜ちゃん言ってた女子もまなかに脅されて疎遠になってく。女子ってこういうことあるよね。唯一ハチだけは仲介で、二人の間を行ったり来たりする。
仁王はやっぱり心亜が好き。どんだけ一途なんだこいつは。

ある日まなかが心亜を陥れるというか、夜道に襲って拐って脅そうとする。もちろん仁王のことで。
で、帰りが遅くなった心亜の跡をつけるまなか。をつける仁王。
まなかの様子がおかしいと悟った仁王もまなかをこっそりつけていたのだ。

一方心亜は怯えてる。まさか兄さん?なんで?バレたの?やだやだやだ、助けて静雄さん。

で、まなか背後から心亜を襲う。が、仁王が阻止。
兄さんじゃなくて安心したけど恐怖しかなかった心亜、泣きながらまなかにガチ切れ。

「もうやめてよ!牧野さんにはわからないよ!毎日毎日びくびくしながら暮らす私なんか!毎日怖くて怖くてたまらないのに、こんなことしてっ…!すごく怖かった!すごく怖かったっ…!」
「っ…!」
「牧野っ、謝れ!」
「いいよもう!このこと学校に知られたくなかったら、もう絶対こんなことしないで!」

まなか怖じ気づいて逃亡。心亜その場にしゃがみ込み泣きじゃくる。仁王泣き止むまで背中をさすってやる。こんな心亜見たことない。助けなきゃ。仁王お前どんだけ一途なん。

「私、家出してきたの」
「…えっ?」
「兄さんが怖くて、家出してきたの。…さっきの、もしかして兄さんじゃないかと思って、もしかして居場所バレたのかと思ったら、怖くて、怖くて、仕方がなかったの…!」
「…兄貴が、怖い?」
「うん」
「俺が守る」
「馬鹿言わないで。兄さんに敵うわけないじゃん。そしたら仁王、殺されちゃう…」
「……」

まぁそんな感じでございますわ。

心亜はもしかしたら牧野さんは兄さんの差し金で立海に来たんじゃ…?とか思って学校行けなくなる。
静雄や新羅が心配して家に来る。

そして鳴った家のベル。

「…!!」
「…久しぶり、心亜」
「な、んで…?」

いたのは臨也だった。



…みたいなのどうでしょう。


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