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「……?」

目が覚めたら俺は何故だか屋上にいた。
…あれ、俺教室で寝てたんじゃなかったっけ。

「…っつーか寒っ」

屋上はすごい寒かった。
季節は夏で衣替えもしたというのに、屋上から見えた木々は全部葉が無かった。
雲行きも怪しい。
例えるならこれから雪でも降るかのような天気だ。

ここまで来て、俺の思考回路は安定した。

「…ああ、成る程。夢か」

しかし妙にリアルな夢だな。
ちゃんと寒いって感じるし…。

とりあえず、ここは寒い。
ひとまず出よう。
屋上…って、初めて来たな…。
端から端まで叫びながら走ってみてぇけどそれはさすがにやめておこう。
俺のキャラが壊れる。

とりあえずまぁ、教室に行くか。
…っつーかマジ寒…。



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